首長の新たなリーダーシップを探るサミット「LEADERS」開催報告
2025年11月3日、公益財団法人松下幸之助記念志財団の松下政経塾と株式会社PHP研究所が共同で、首長キャリアサミット「LEADERS」を開催しました。本サミットは自治体を牽引する首長たちのリーダーシップやキャリア形成についての貴重な知見を共有するイベントです。今回、その内容を編集したWEB記事と動画が一挙に公開されました。
サミットの目的と背景
サミットの主な目的は、自治体経営者としての首長のリーダーシップ特性を際立たせることです。近年、自治体に求められるリーダー像は変化しており、柔軟な発想や強いリーダーシップが求められています。そこで、サミットでは具体的なキャリアパスやリーダーシップの要件について、実際に経験している首長たちの視点から広く議論しました。
公開コンテンツの内容
今回公開されたコンテンツは4つあり、各首長の経験をもとにした記事と動画が用意されています。具体的には、以下のリーダーたちからの講話や解説が紹介されています。
宮城県 知事 村井嘉浩
村井嘉浩知事は、自衛隊のキャリアを経て政治の世界に進出し、現職の役割を通じて復興に取り組んでいます。
茨城県 ひたちなか市 大谷明市長
大谷市長は、松下政経塾での学びを経て県議会議員から市長へと進化した過程を語ります。
広島県 三原市 岡田吉弘市長
岡田市長は、地域に密着した政策とその実行力を強調し、若い世代への期待を訴えます。
東京都立大学 准教授 佐藤信と塾頭 尾関健治
佐藤准教授と尾関塾頭は、政治におけるリーダーシップの本質について学術的観点から解説します。
まとめ
サミットでの発表や討論の様子は、松下政経塾のWEBサイト及びYouTubeチャンネルで公開されており、誰でも閲覧可能です。各首長の考えや体験を直接聞くことができる貴重な機会となっています。今後も自治体リーダーの資質やその育成に向けた取り組みが進められることが期待されています。
智見を深める一冊
サミットで紹介された内容の一部は、松下幸之助の著書『指導者の条件/決断の経営』にも見られ、リーダーシップについて広く学ぶための参考となる一冊です。経営者や政治家を志す方々にとって、必携の書とされています。
詳細は松下政経塾の公式サイトとPHP研究所のページでもご確認いただけます。シンプルながら奥深いリーダーシップについて、ぜひ考えを巡らせてみてはいかがでしょうか。