VicOneとBlock Harborの協業
2025-03-03 13:35:18

VicOneとBlock Harborが協業拡大、自動車サイバーセキュリティ強化へ

VicOneとBlock Harborの協業拡大



2023年初頭、トレンドマイクロの子会社であるVicOneが、Block Harborとの協業を拡大し、日本市場向けに新たなセキュリティサービスを強化することが発表されました。自動車サイバーセキュリティの領域において日々増加する脅威に対抗するため、両社の提携がどのように進化していくのか注目されます。

VicOneとBlock Harborの目的



VicOneは自動車業界のサイバーセキュリティ分野でリーディングカンパニーとして、自動車の多様なサプライチェーンに対するセキュリティ対策を提供しています。Block Harborは北米を中心に、自動車メーカーやサプライヤーに向け、TARA(脅威分析・リスク評価)やペネトレーションテストなどの知見と実績を持つ企業です。この協業によって、VicOneは日本における自動車セキュリティ対策の支援をさらに強化する計画です。

具体的なサービス内容



新たに強化されるサービスには、TARAやISO/SAE 21434への準拠支援、さらにペネトレーションテストが含まれます。これにより、自動車関連企業はリスクを事前に分析し、コネクティッドカーシステムの開発や展開に際して、安全面での安心感を得ることができます。

協業の背景



自動車業界では、サイバー脅威が深刻化しており、実際の運用前に脆弱性を把握し対処することが求められています。VicOneは、これまでの経験から多数の自動車関連企業からのニーズに応えるべく、協業を強化することを決定しました。日本市場に特化したサービスの強化を通じ、よりきめ細やかな顧客対応を実現します。

Block Harborの役割と戦略



Block Harborは、これまでに蓄積された豊富な事例と成果をもとに、VicOneと共同で日本市場に向けたセキュリティサービスを提供します。また、協業が進展する中で、同社の最新プラットフォーム「VSEC」を日本市場に導入し、VicOneを通じたサービス提供も視野に入れています。これにより、クライアントへさらなる価値をもたらすと同時に、サイバーセキュリティの全方位的な強化を目指しています。

VicOneの展望



VicOneは、今後もさまざまな業界とのコラボレーションを通じて、進化するサイバー脅威に対応したセキュリティ対策の支援を行っていきます。自動車メーカーが求める厳格な要求に応えるため、自社の技術を駆使し、業界をリードするための取り組みを展開していきます。詳細は、VicOneの公式ウェブサイトで確認できます。

まとめ



VicOneとBlock Harborの協業は日本市場向けに自動車サイバーセキュリティサービスを強化し、TARAやペネトレーションテストなどに対応することで、安心安全なモビリティ社会の実現に向けた歩みを進めています。両社の今後の展開に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
VicOne株式会社
住所
東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー
電話番号

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