株式会社リアークスファインド、2025年度決算の概要
株式会社リアークスファインドは、「人と不動産のかけ橋」という企業理念のもと、中古マンションの仕入や販売を手掛ける不動産業者です。2025年6月期の第13期決算を発表し、前年同期比で151%増の売上高92.5億円を達成しました。これは、創業以来最高の業績であり、4期連続の黒字を実現しました。
決算ハイライト
本年度の特徴的なポイントとして、買取再販やリノベーション事業の成長が挙げられます。販売戸数の増加に伴い、売上総利益も大幅に伸び、前年比で142%の成長を遂げました。これにより、リアークスファインドは持続可能な成長モデルを構築しつつ、2期連続で前年比150%超の飛躍を果たしました。
売上推移と販売戸数
(前年同期比 +151%、2024年6月期:61億円)
主な成長要因
成長を支えたのは、買取再販部門での人員増強です。これにより決済数は前年同期比127%に達し、販売数も著しく増加しました。また、販売単価は直近5年間で毎年上昇し、収益基盤が強化されました。管理事業においても、管理戸数の拡大と粗利率の改善により、建物管理の売上は前年比227%と成長を遂げています。
今後の展望
2026年度には126億円の売上を目指し、従業員数を156名に増員し、新たに管理戸数を13,000戸にする計画を発表しました。事業拡張の計画には、エリア担当制や物件ランク付けの導入、新ブランドの策定、ウェブサイトの刷新などがあります。これにより、顧客満足度を高め、集客力を強化することを狙っています。
具体的な取り組み
売買部門では、仕入営業やリノベーション仕様の改善に注力し、施工業務の整理も進めます。管理部門は、管理戸数の拡大と粗利率の向上に向けた施策を継続し、人材の安定的な確保を目指します。バックオフィスでは惹起費の抑制や業務の効率化を推進し、再販事業の制度改善も行う計画です。
最後に
代表取締役の大人慶太氏は、「良質な中古住宅の供給」を理念に掲げ、2026年度には126億円の売上を目指して邁進することを宣言しました。今後の成長が非常に楽しみな企業です。新宿区に本社を構えるリアークスファインドは、今後も「人と不動産のかけ橋」として、顧客の多様なニーズに応える活動を行っていくでしょう。