兼松、日本初のJ-クレジット登録
2026-11-05 10:04:53

兼松とTOWINGが日本初のJ-クレジットプロジェクトを登録

兼松とTOWINGがJ-クレジットの新プロジェクトを登録



兼松株式会社は株式会社TOWINGとの協力のもと、J-クレジット制度の方法論AG-007に基づく新たなプログラム型プロジェクトの登録を完了しました。このプロジェクトは、日本国内で初めての登録となります。目指すのは、2031年までに年間約65,000トンのCO2削減です。

プロジェクトの背景


このプロジェクトは、牛への飼料添加物を用いることで温室効果ガスの削減を図るものです。新たに承認された方法論は、2026年2月にJ-クレジット制度運営委員会で承認され、今後、兼松はdsm-firmenich AGと連携し、環境に配慮した畜産業のサポートを進めていきます。

特に利用されるのは「ボベアー®」という飼料添加物で、これは牛の消化管内で発生するメタンガスを削減する効果があります。兼松はこれを通じて持続可能な畜産体系の確立を目指しています。

サプライチェーンの全体的な取り組み


兼松の中期経営計画「integration 1.1」では、効率的かつ持続可能なサプライチェーンの変革を重視し、環境価値を含む多様な取り組みを展開しています。農業・食品GXに特化した施策の中で、農家や食品メーカーと連携し、新たなカーボンインセットの概念を活用し、サプライチェーン内での温室効果ガスの削減を図っています。

カーボンインセットの概念


カーボンインセットとは、サプライチェーン内で削減された温室効果ガスの排出量を同じサプライチェーン内で取り込む仕組みです。この考え方は、他のサプライチェーンからのカーボンクレジットを取り込むカーボンオフセットとは対義的です。

へと発展させていくことを考えており、川下企業様のスコープ3削減にも寄与していく方針です。

環境負荷軽減のための取り組み


兼松は、以下のような具体的な取り組みを実施しています:
1. dsm-firmenichと共同で、牛のメタン削減資材を活用した環境負荷軽減プロジェクトの開始。
2. すかいらーくとの連携による、国産米と環境価値のセット供給実現。
3. 敷島ファームとも提携し、世界初のメタン削減資材「ボベアー®」を用いた黒毛和牛への給与実証を実施。
4. 環境に配慮したビーフを社内カフェで提供し、商用化への計画を進めています。

まとめ


兼松の新たな取り組みは、ただ環境負荷を軽減するだけではなく、食のサプライチェーン全体において持続可能性を高めることを目指しています。今後も引き続き多様なパートナーと共に、環境価値の創出に向けたプロジェクトを推進していくことでしょう。



会社情報

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