青森・柏崎組、建設現場のデジタル化に向け「GENBAx点検」を導入

青森・柏崎組が「GENBAx点検」を導入

青森県の株式会社柏崎組が、建設現場のデジタル化を進めるため、SORABITO株式会社が提供する「GENBAx点検」を新たに導入したと発表しました。この取り組みは、建設業界が直面する様々な課題を克服し、地域社会にさらなる貢献を目指すものです。

建設業界の現状と「GENBAx点検」の意義

近年、建設業界はデジタル化の遅れや労働力不足、過労など多くの問題に直面しています。具体的には、点検業務の非効率性や、労働者の健康管理が求められる場面が増えています。これに対し、SORABITOでは「i-Rental 点検」「GENBAx点検」という2つの重要なサービスを提供していますが、今回柏崎組はその「GENBAx点検」を導入しました。

柏崎組の歴史と取り組み

株式会社柏崎組は、1903年に創業し、2025年で122年の歴史を誇る建設会社です。その経営理念には「創業の貴さを偲び、地域社会に貢献する」という思いが込められています。長年にわたり、安全指導者として労働災害防止活動にも積極的に取り組み、安全衛生水準の向上を支えてきました。

「GENBAx点検」の導入を通じて、柏崎組は点検業務の効率化を図り、様式の統一とデジタル化の推進に取り組みます。特に、建機や設備の安全確認だけではなく、作業員の健康や安全パトロールを一元管理することで、より効率的な運営を目指します。これにより、帳票の電子化が進み、ペーパーレス化を実現することが期待されています。

「GENBAx点検」の特徴

保守的な建設業界の変化を促進する「GENBAx点検」は、主に以下の特徴により実現されます。

1. スマートフォンで簡単点検: ユーザーはQRコードでログインでき、作業員の登録も不要。これにより、協力会社同士の利用がスムーズになります。

2. リアルタイム集計: スマホで登録された点検情報は、瞬時にパソコンで確認可能です。この機能により、点検結果の可視化が進み、日々の作業状況をリアルタイムで把握できます。

3. 電子承認機能: パソコンやスマホを使って承認ができるため、いつでもどこでも点検結果の確認や承認が可能になり、多段階承認にも対応。従来の点検表回覧が不要となります。