株式会社Liberawareは、株式会社東設土木コンサルタントとの協力のもと、国内の長大な水路トンネルにおいて、開発中の新型アンテナを使用した実証実験を行い、無線通信による最高飛行距離約1.9kmを達成しました。この実験は、電波が届く距離に課題を持つ従来のドローン技術を克服し、より広範囲の点検を可能にするものです。
実証実験の背景
日本の社会インフラは老朽化が進む中で、その維持・管理のニーズが急速に増しています。一方で、自治体の人手不足や財政的制約が影響を及ぼしており、従来の人手による点検方法からの転換は急務となっています。特に、下水道管路などの密閉された環境においては、有毒ガスや酸欠、高温多湿といった厳しい衛生条件も考慮しなければなりません。
そのため、国土交通省はドローン等の新技術を活用した「No Entry(立ち入らない)点検」の推進を図っています。中でも、狭小空間用点検ドローン「IBIS」シリーズの開発と運用は、これまでの技術革新を示しています。
実証実験の実施と成果
今回、長大な水路トンネルで行われた実証実験では、新設計のアンテナユニットを使用することで、電波が届きにくい遠距離でも安定した飛行を維持することができました。結果として、無線通信による飛行距離は約1.9km、往復で約3.7kmに達しました。この実績は、従来の技術を上回るものであり、大きな前進を遂げたことを示しています。
今後の展望
この成果により、今後のインフラ点検業務が飛躍的に効率化されることが期待されています。特に長大なインフラや閉鎖空間における点検作業を簡素化し、分割点検に伴う手間を削減することが可能となります。今後もLiberawareは「誰もが安全な社会を作る」という使命を掲げ、革新的な技術開発に努めてまいります。
Liberawareのビジョン
株式会社Liberawareは、狭く危険な空間の点検や計測に特化した無人航空機(UAV)を開発し、そのデータを解析することで、社会インフラの維持管理に貢献しています。このビジョンは「見えないリスクを可視化する」ことに基づいており、安全で平和な社会の実現を目指しています。
企業情報
代表者:高瀬 正司
所在地:東京都文京区本郷1-28-10 TKビル
URL:
https://www.tousetu.co.jp/
代表者:閔弘圭
所在地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
設立:2016年8月22日
URL:
https://liberaware.co.jp/
Xアカウント:
https://x.com/liberaware