高知のIoPクラウド
2023-04-10 09:00:01
高知県のIoPクラウド「SAWACHI」プロンプト・Kが4年連続運営管理受注
高知県のIoPクラウド「SAWACHI」運営管理の実績
高知県で展開されているIoPクラウド“SAWACHI”が、プロンプト・Kによって4年連続で運営管理を受注し、その重要性が増してきています。IoPとは、IoT(モノのインターネット)を駆使し、農業の生産効率を向上させるためのプラットフォームであり、特に高知県の農業界にとって欠かせない存在になっています。
IoPクラウドとは
IoPクラウド“SAWACHI”は、世界初の本格的な施設園芸農業向けIoTプラットフォームとして、多様なデータを一元的に収集し、リアルタイムで分析を行います。特に高知県全体の農産物出荷データや、施設内の環境データを集約し、農業の生産性を向上させるための基盤を構築しています。これは、内閣府が推進する地方創生政策の一環としても注目されています。
プロンプト・Kの貢献
プロンプト・Kは、2020年度からIoPクラウドの開発管理業務を担当しており、その役割は年々大きくなっています。令和3年度には新たなサービスインを達成し、高知県が目指すデータ駆動型農業の実現に向けて、地元の生産者やJAとのデータ共有をも実施しました。
令和4年度には、安心して運用できるシステムへと進化させ、さらには人材育成の取り組みも進めています。これにより、技術者コミュニティが形成され、地域全体の技術力向上にも寄与しています。
令和5年度の目標
令和5年度には新たな開発拠点「3rd Place KOCHI」が設立され、さらに地元企業としての基盤を強化し、IoPクラウドサービスの安定運用に貢献することを目指しています。具体的には、これまでの実績を土台に、スムーズな運用と保守のための改修作業を進行させることが計画されています。
高知県産の土佐のひのきを使用したオフィス環境が新たに整備され、地元と密着した活動が展開されます。
プロンプト・Kのビジョン
プロンプト・Kは、これまでの経験を生かし、高度なデータプラットフォームを実現しながら、地域の生産者の所得向上にも貢献することを目指しています。最終的には、地域社会が持続可能なエコシステムを形成できるよう、様々なフェーズにおいてアーキテクトとして参画し、地域振興に全力を尽くす構えです。
「時系列データを情報資産にする会社」というキャッチコピーのもと、IoTの力を最大限に活用し、全ての関連者に利益をもたらす取り組みを進めています。これからも高知県の農業界が直面する課題に真正面から向き合い、効果的なソリューションを提供していく覚悟です。
プロンプト・Kの概要
プロンプト・Kは、時系列データを適切に扱うことで、IoT関連のソリューション開発やコンサルティングを行う企業です。2014年にはMicrosoft Innovation Awardで優秀賞を受賞しており、技術力が高く評価されています。地方創生を支える重要な役割を担うことで、プロンプト・Kは地域の発展に寄与しています。
会社情報
- 会社名
-
プロンプト・K株式会社
- 住所
- 東京都品川区西五反田1-11-1アイオス五反田駅前503
- 電話番号
-
099-201-3979