環境配慮型リノベーションファンド第2号の誕生
株式会社リビタ(本社:東京都目黒区、社長:長谷川和憲)は、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)およびDBJアセットマネジメント株式会社と連携し、環境配慮型リノベーションファンドの第2号ファンドを設立しました。このファンドは2025年12月15日に運用を開始し、持続可能な社会の構築を目指します。
当ファンドの目的
今回のファンドは、日本の不動産業界におけるカーボンニュートラル実現の流れを受けたものであり、環境や社会的価値を重視した投資に対する需要が高まる中で設立されました。築古賃貸物件が多く残る日本においては、これまでの暮らしに合わない物件も少なくありません。第1号ファンドの成功を受け、より多くの築古物件に焦点を当てた再生プロジェクトが加速することを期待しています。
成果の見える第1号ファンド
2024年7月に設立された第1号ファンドでは、『PATH仲六郷』が「DBJ Green Building認証」を取得するなど、実際に形となった成果が見受けられます。このファンドでは、老朽化した賃貸物件のリノベーションを推進し、環境への配慮がなされた不動産としての価値を高める取り組みが展開されました。
環境配慮型リノベーションファンドの概要
当ファンドの主な特徴は、築古賃貸物件を証券化し、その価値を高めるための改修を行い、市場に再流通させることです。リビタの豊富なリノベーションノウハウと、DBJグループの金融分野における専門性を組み合わせることで、質の高い住環境づくりを実現します。
取得物件の紹介
当ファンドが取得する『PATH駒込』と『PATH浅草』は、いずれも築37年(1988年)と築38年(1987年)の老朽化した賃貸物件です。これらの物件は、リビタが一貫してマネジメントを行い、現代のニーズに応じたリノベーションが施されています。
共用部分の改善により、入居者がより快適に生活できる環境が整備されており、生活スタイルに柔軟に対応できる空間が提供されています。
サステナブルな社会を目指して
リビタは「次の不動産の常識を作り続ける」というビジョンを掲げ、大規模なリノベーション事業からシェア型賃貸住宅など多岐にわたるプロジェクトに取り組んでいます。今回の第2号ファンドも、こうした取り組みの一環として位置付けられています。
また、日本政策投資銀行もESG投資に注力し、社会課題の解決に貢献することを目指しています。今後も不動産リノベーションを通じた環境配慮型事業の推進が期待されます。
企業の背景
リビタは2005年に設立され、不動産分野における革新的な取り組みを続けています。日本政策投資銀行は金融の力を駆使し、未来をデザインする企業で、DBJアセットマネジメントは不動産投資に特化した資産運用会社です。これらの企業が協力することで、より持続可能な社会の実現が図られています。
公式ウェブサイト:
リビタ,
DBJ
このように、リビタとDBJグループの共同作業によって生まれた環境配慮型リノベーションファンド第2号は、私たちが暮らす社会をより良いものへと変えていく重要なステップとなるでしょう。