シンカとジョイカルジャパン、OEM提携で業務効率化を推進

シンカとジョイカルジャパンの新たな業務提携

最近、株式会社シンカ（以下、シンカ）が株式会社ジョイカルジャパン（以下、ジョイカルジャパン）との業務提携を発表し、コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」のOEM提供を開始します。この提携は、企業の顧客対応の効率化と品質向上を通じて顧客満足度を高めることを具体的な目的としています。

背景と目的

近年、企業の競争力向上には、顧客満足度の向上が不可欠です。特に自動車業界では、このような課題が顕著に現れています。シンカは「カイクラ」を利用して、全国の企業の電話対応業務を効率化し、顧客満足度を向上させる支援を行っています。今回の業務提携により、シンカはジョイカルジャパンに「カイクラ」のOEM提供を行い、自動車業界での市場拡大を図ります。

OEM提供の詳細

OEMとは、シンカが開発した「カイクラ」の一部機能を、ジョイカルジャパン独自のブランドや仕様にカスタマイズして提供する形態を指します。この方式により、ジョイカルジャパンは自社のビジネスモデルや顧客ニーズに沿った形でも「カイクラ」を活用できるようになります。特に、ジョイカルジャパンは全国約600店舗の加盟店ネットワークを持ち、地域密着型の自動車リースや販売事業を展開しています。

期待される効果

この提携により、加盟店での「カイクラ」の導入が容易になり、業務効率化と顧客満足度向上が期待されます。また、顧客対応の効率化と高品質なサービス提供を併せて進めることで、加盟店数のさらなる拡大も見込まれます。シンカは、「カイクラ」の自動車業界向けの拡販体制を確立し、ブランドの認知度向上を目指します。一方で、ジョイカルジャパンも加盟店ネットワーク全体を強化し、顧客により高い価値を提供していく方針です。

経営者のコメント

シンカの代表取締役社長CEOである江尻高宏氏は、自社の経営理念として「ITで世界をもっとおもしろく」を掲げており、この提携を通じて電話対応業務を通じて顧客体験を向上させることへの期待を表明しました。また、ジョイカルジャパンの代表取締役CEOである早川由紀夫氏も、自動車業界のDX推進と新しい顧客価値創出の実現に向けた協力に意欲を示しました。