暑い夏に無病息災を願う『土用餅』の魅力
夏の暑さが厳しくなる中、皆さんは体調に気を使っていますか?愛知県三河地域にある老舗和菓子店、株式会社お亀堂では、毎年恒例の縁起和菓子『土用餅』の販売を開始します。豊橋市に本社を構えるお亀堂は、70年以上にわたり、その伝統を守り続けています。
「土用餅」とは?
『土用餅』は、かつて宮中で行われていた風習に由来があります。古くは、ガガイモの葉を煮出した汁で餅米の粉を練り、丸めた餅を味噌汁に入れて食べるというものでした。しかし、江戸時代を迎えると、このスタイルは進化し、餅を小豆あんで包む形になりました。お米から作られる餅は体力を補い、小豆の赤色は魔除けに通じるため、無病息災や夏バテ予防の願いが込められて、丑の日に食べられるようになったのです。
お亀堂のこだわり
お亀堂が提供する土用餅は、ふわふわで柔らかい一口サイズの餅に、なめらかで上品な甘さを持つ“こしあん”をたっぷり包み込んでいます。子供から大人まで幅広い層に愛されるあんころ餅スタイルで、伝統的な味わいを保ちながらも、現代のライフスタイルにしっかりと寄り添った一品となっています。
そして、この土用餅は、ただ食べるだけでなく、夏の挨拶や健康祈願のギフトとしてもおすすめです。丑の日には「うなぎ」を食べるのが一般的ですが、土用餅を選んで身体と心をほっこりさせるのも良いのではないでしょうか。
店舗情報と販売概要
『土用餅』の販売は、各お亀堂直営店にて行われます。価格は240円(税込)。この機会を逃すことなく、ぜひ一度お試しください。
【お亀堂について】
お亀堂は、「挑戦」と「革新」を胸に和菓子文化を守り続けています。四季折々の和菓子を提供するだけでなく、甘味茶屋や食育活動を通じて地域に根ざした取り組みも行っています。「未来につなぐ和の魅力」を発信することを理念に、従業員一同心を込めて製品を作ります。
【会社概要】
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今年の夏も『土用餅』を食べて、無病息災を願いながら、暑さを乗り越えましょう!