山里の点心
2025-06-06 08:50:51

茶道会館『山里』の点心が知る日本の美味しさとは?

茶道会館『山里』の点心の魅力



茶道会館「山里」といえば、懐石料理に定評のある場所として知られ、多くの人々に愛されてきました。このたび、そんな「山里」から、初めての書籍が登場します。その名も『茶会のお弁当』。この本では、点心とその作り方について詳しく紹介されており、日本の食文化の奥深さに触れることができます。

点心の魅力とは?



点心とは、食事と食事の合間に楽しむための小さな食事。通常は懐石料理が供される茶事や茶会ですが、特に大寄せの茶会では、懐石を簡素化したお弁当、つまり点心が提供されます。懐石料理をコンパクトにしたものでありながら、旬や季節感が感じられる美しさと茶会のテーマに合わせた趣向が施されています。役割としては、ひと箱で簡素な華やかさや奥深い食文化を感じさせ、重々しさを感じさせずに楽しませてくれます。

本書では、茶道会館「山里」の秘蔵レシピをもとにした点心の魅力を余すところなく伝えています。特筆すべきはその「冷めても美味しい」という特性。これは、料理のプロたちも一目置く点であり、禅の精神を食で体現しています。季節ごとの行事や正式な茶事に基づく食文化を学ぶことができる内容は、茶道に関心がある方々にとって必携の一冊となるでしょう。

新たな一歩を踏み出す『茶会のお弁当』



新たに発売されるこの書籍は、懐石料理の素晴らしさを手軽に体験する機会を提供します。それでも、これまで点心に特化した書籍が少なく、「山里」の味を家庭で楽しめるレシピは、多くの人々が待ち望んでいるものでした。茶道に関心がある方々や、仕出し弁当を手がける日本料理の料理人たちは、この本から新たなインスピレーションを得ることでしょう。

著者の岡哲夫氏と監修の北見宗幸氏は、共に茶道と日本料理の世界に深く関わってきた実力者です。岡氏は、長い修業期間を経て「山里」の料理長に就任し、北見氏は一般社団法人茶道文化振興会の理事長として茶道の普及に貢献しています。この二人の経験と知識が贅沢に詰まった本書は、料理を通じて日本文化をより深く理解するための貴重な資源となること間違いありません。

詳細情報



書名:『茶会のお弁当』
著者:岡 哲夫
監修:北見 宗幸
仕様:B5変判、192ページ
定価:3,520円(税込)
発売日:2025年6月12日
ISBN:978-4-416-62399-2

この素晴らしい書籍を手に入れて、日本の伝統的な味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

【問い合わせ先】
株式会社 誠文堂新光社
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11
ホームページ: セイ文堂新光社
Facebook: 公式Facebookページ
Twitter: 公式Twitterページ


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
株式会社誠文堂新光社
住所
東京都文京区本郷3-3-11
電話番号
03-5800-5780

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。