今年のペルセウス座流星群を楽しもう!
今年、8年ぶりの観測好条件が揃った「ペルセウス座流星群」が、いよいよその時を迎えます。熊本県・南阿蘇でのライブ配信を利用して、流れ星の美しい瞬間を見逃さないようにしましょう。
ライブ配信の詳細
南阿蘇ルナ天文台から行われるこのライブ配信は、8月12日(木)の午後9時から始まり、13日(金)の午前4時まで続きます。特に、12日夜11時からは天文の専門家による解説も行われ、観測初心者でも分かりやすく流れ星の魅力をお届けします。配信は
こちらのリンクから視聴できます。
南阿蘇の魅力
南阿蘇ルナ天文台は、標高が高く、周囲の空気が澄んでいるため、星空観測に最適な場所です。市街地から離れたこの地は、星々が手に届くように見えるロケーションとなっています。阿蘇くじゅう国立公園の自然の美しさの中で、流星群を観察することができます。特に、13日午前4時頃は流れ星の数が最も多くなると予想され、観測条件が理想的です。
今年の観測のポイント
今年の「ペルセウス座流星群」は、特に流れ星が見やすい条件が整っています。その理由の一つは、流れ星の観察に影響を与える月明かりが少ないこと。12日の夜半前には月が沈むため、一晩中、流れ星を好きなだけ観賞できます。また、極大時刻である午前4時頃には、ペルセウス座流星群の放射点の高さが増し、より多くの流れ星を体験できると予想されています。
流れ星の出現数
予測によると、流れ星の出現数は観測条件によって異なります。8月12日午後9時頃には約12個(良好な方の観測条件)、13日午前0時頃に約31個、午前3時頃には約48個が期待されます。これは、理想的な観測条件下での数値ですので、当日はぜひ目を凝らしてみてください。
解説者のご紹介
今回のライブ配信では、南阿蘇ルナ天文台の支配人、高野敦史氏が「星のコンシェルジュ」として解説を担当します。天文への情熱と専門知識を持つ高野氏が、視聴者を流星群の魅力に引き込んでくれることでしょう。
南阿蘇ルナ天文台の概要
南阿蘇ルナ天文台は九州最大級の天体望遠鏡を有する施設で、宿泊事業やウエディングサービスも展開しています。2016年の熊本地震からの復興を経て、リニューアルを果たし、今も多くの天文ファンに愛される場所です。
まとめ
今年のペルセウス座流星群はまさに見逃せないチャンスです。澄み渡った南阿蘇の大空に輝く流れ星を、特別な解説と共にお楽しみください。8年ぶりのこの絶好の機会を、ぜひ逃さずに!