業務効率化の新しい動き
2023-02-01 11:00:01

RPA RobotXで業務効率化を推進するオンサイト株式会社の取り組み

RPA RobotXで業務効率化を推進



近年、業務のルーティン化が進む中、企業にとって効率的なシステムの導入は不可欠です。特に、オンサイト株式会社が開発した「RPA RobotX」は、非IT部門でも使える直感的な操作が特徴です。このツールは、社内のHR(人事)やEC(電子商取引)運営業務に導入され、さまざまな業務の自動化を試みています。

導入の背景



オンサイト株式会社は2006年に設立されて以来、人とシステムが協力する運営支援の分野で尽力してきました。近年、特にECやメディア運営に関わるクライアントからリソースの不足に関する声が上がる中、同社はPKSHA Associatesと共同でRPA RobotXを開発しました。このRPAツールにより、運営業務をより効率化し、クライアントからのニーズに応じた体制を築くことを目指しています。

RPA導入の狙い



RPAの導入によって狙いたいのは、従来の手法では自動化できなかった細かな業務まで手が届くことです。安藤氏(オンサイト執行役員)は「無駄な業務はロボットに任せ、我々は創造性が求められる業務に集中すべき」と指摘しています。この考え方は、各個人が自らの業務を見直し、何を自動化し、何を人が行うのかを再設計することを促しています。

導入の概要と進展



オンサイトは、2023年1月からRobotXの本格運用を開始し、すでに複数の業務が自動化されています。対象範囲は既存の業務に留まらず、かつて「nice to have」とされていた業務の自動化にも広がりを見せています。オンサイトは2030年までに運営業務の完全自動化を目指しており、この大胆な目標に向けた取り組みが続いています。

今後の展望



今後、オンサイトは自社内でのRPA活用の推進に加えて、運用ノウハウを外部にも展開することを計画しています。最初のステップとして、HRやEC領域で既存のオペレーション代行サービスを活用し、将来的にはすべての業務領域への展開を目指す方針です。これにより、他の企業にも効率化を提供し、共に成長することを目指しています。

企業紹介



オンサイト株式会社は、国内でもトップクラスのEC事業のコンサルティングやシステム開発を手掛けるDXコンサルティング企業です。設立以来、D2C企業のサイト立ち上げから、大企業のECシステム構築に至るまで多岐にわたる支援を行っています。さらに、採用関連のDX施策や業務の自動化に向けたプロダクトも展開しています。

PKSHA Associatesは、オフィス業務の自動化に特化したRPAツールを開発し、導入支援を行う企業です。人とソフトウェアが共進化するというコンセプトのもと、誰でも簡単に操作できるRPAを目指しています。特にRPA市場が急成長している中、同社は業界内での導入実績を基に、使い勝手の良いプロダクト開発に取り組んでいます。

このような企業たちの取り組みにより、業務の効率化はさらに進展し、企業戦略の中核となることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社PKSHA Associates
住所
東京都渋谷区渋谷2丁目19番15号宮益坂ビルディング 205
電話番号
03-5962-6426

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