認定NPO法人オリーブの家が新たな信頼を得る
岡山県津山市に本拠を置く認定NPO法人オリーブの家は、DV被害者や困窮するひとり親家庭の支援に取り組んでいます。最近、同団体は国内の約2%しか持たない「認定NPO法人」の資格を継続し、さらに第三者機関の審査により「グッドギビングマーク」も取得しました。
グッドギビングマークの取得と意義
「グッドギビングマーク」は、日本非営利組織評価センター(JCNE)が、組織の運営やコンプライアンス、資金管理、活動実績などを厳密にチェックした結果、すべての基準を満たした団体にのみ与えられる証明書です。この証明書を持つことで、寄付者はオリーブの家が透明性を持っていると信頼でき、安心して援助を託すことができます。
寄付先の透明性がますます求められる時代、オリーブの家がグッドギビングマークを取得したことは、寄付金の適切な運用ができていることを客観的に示す重要な成果です。
継続審査の通過とその意義
オリーブの家は以前から「認定NPO法人」として活動していましたが、このたび行われた継続審査を無事に通過しました。認定を得るためには、広く市民からの支援を受けることや、法令遵守、透明な事務処理能力が求められます。日本全国で約5万のNPO団体がある中で、これらの基準を維持している団体は非常に少なく、継続審査を通過したことは地域社会や行政からの信頼の象徴です。
理事長山本礼知のメッセージ
オリーブの家の理事長、山本礼知氏は次のように語っています。「私たちは、『人はいつからでもやり直しができる』という信念のもと、DVや貧困に苦しむ女性と親子の自立を支援してきました。今回のダブル認証は活動支援者への信頼の通知表と考えています。今後も透明性を高め、支援が必要な方々の『命』と『心』を守るために努力を続けていきます。」
オリーブの家の主な活動実績
2024年度において、オリーブの家は次のような活動を展開しています。
- - DV・虐待被害者の保護: シェルターを通じて165名を保護。
- - 相談業務: 専門の相談員が365日対応し、リモート及び対面で相談を受付。
- - アウトリーチ支援: 困窮するひとり親家庭への食料や生活用品の支援を行う。
- - ペット同伴避難: ペットと一緒に避難できるシェルターの運営を行い、全国でも希少な取り組みを実施。
団体概要
- - 名称: 認定特定非営利活動法人オリーブの家
- - 所在地: 岡山県津山市中島
- - 設立: 2017年12月
- - 主な事業: DV被害者の保護、心理カウンセリング、ひとり親世帯への支援
- - 公式サイト: オリーブの家
このように、オリーブの家は驚くべき成果を収め、地域への信頼を強めています。これからの活動にも期待が高まります。