ヴィンテージレポート始動
2022-04-12 10:00:12

日本ワインの魅力を引き出す新プログラム『ヴィンテージレポート』始動

日本ワインの新しい魅力を引き出す『ヴィンテージレポート』



日本のワイン文化が再評価される中、株式会社LASTSHIPが運営するオンラインプラットフォーム『わいんびと』が新たな支援プログラム「ヴィンテージレポート」を発表しました。このプログラムは、年次ごとに日本ワインの産地動向を分かりやすく伝えるもので、飲用体験を一層豊かにすることを目的としています。

ヴィンテージの魅力とは?



ワインの『ヴィンテージ』とは、ぶどうの収穫年を意味します。例えば、ラベルに「2021」と表示されているワインは、2021年に収穫されたぶどうから造られたことを示しています。ワインの味わいは、地元の気象条件やぶどうの生育状況に依存しており、その年ごとの特徴を持っています。

このため、ヴィンテージはワイン選びにおいて重要な要素になります。良いヴィンテージのワインは、飲むごとにその年のぶどうが持つ個性を味わうことができ、ワインの楽しみが広がります。『わいんびと』は、生産者との連携を強化し、消費者にヴィンテージの魅力を体感してもらうために「ヴィンテージレポート」を発表します。

プログラムの3つの柱



1. 生産者によるヴィンテージレポート



『わいんびと』は、日本ワイン生産者から得た情報をもとに、ヴィンテージレポートを提供します。レポートには、「ぶどうの生育状況」「収穫時期」「ワインの出来」に関する情報が整理されており、消費者にとって理解しやすい内容となっています。

2. ヴィンテージを楽しむ飲用体験



このプログラムでは、各生産者が複数のヴィンテージを商品登録できるシステムを採用しています。これにより、生産者は自分のワインへのこだわりを自由に表現できます。また、ユーザーは生産者に直接質問ができるメッセージ機能も搭載されており、より深い掘り下げが可能です。注文した商品は、生産者から直送されるため、新鮮な味わいを提供します。

3. 産地の動向を伝えるツール



ヴィンテージレポートは、日本各地のワイン産地の動向を伝えるための重要なツールとなります。また、生産者が自らの営業活動で活用できるよう、効果的なコミュニケーションツールとしても機能します。

日本ワインの現状と必要性



国内では、ヴィンテージレポートが一般的とはいえない状況にあります。海外の銘醸地と比較して、日本ワインはまだ発展途上であり、ユーザーにその魅力を伝える手段が不足しています。また、ワインは年間に一度しか醸造できず、ぶどうの出来がそのまま味わいに影響を与えます。ヴィンテージレポートを通じて、日本ワインの魅力を発信し、消費者に新たな飲用体験を提供することが急務といえます。

ワインの新たな楽しみ方



『わいんびと』では、ヴィンテージレポートを参考に片方の年のワインをじっくり味わうほか、同じ生産者や異なる生産者のワインを飲み比べる「垂直試飲」や「水平試飲」の楽しみ方を推奨しています。これにより、日本ワインの深い味わいを楽しむ方法が広がり、自分好みのワイン探しがより容易になります。

おわりに



「日本ワインをヴィンテージで楽しむ。」をコンセプトにしたこの新しいプログラムは、単なる飲み物としてのワインを超え、その背景にあるストーリーや生産者の思いを感じる機会を提供します。『わいんびと』を通じて、日本ワインの魅力が更に多くの人に届くことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社LASTSHIP
住所
広島県広島市佐伯区八幡が丘1-8-32
電話番号

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