高級日本酒ブランドTAKANOMEが北米市場に進出!
2025年、株式会社Forbulが運営する高級日本酒ブランド「TAKANOME」が、アメリカ・ロサンゼルスおよびカナダ・バンクーバーへの輸出を開始しました。この進出は、北米市場において日本酒の魅力をさらに広める絶好の機会です。
北米市場での展開
TAKANOMEはこれまでアジアや欧州を中心に展開してきましたが、北米市場に目を向けたのは、日本酒への関心が高まっているからです。特に、2024年の日本酒輸出量はアメリカとカナダの双方で前年比を大きく超え、高品質な日本酒が注目されています。
現在、TAKANOMEはロサンゼルスとバンクーバーにあるミシュラン掲載店「Sushi Yoshizumi」、「SUSHI ZO」、「MIRU」などで提供されており、現地の美食家たちから高い評価を受けています。今後は、ロサンゼルスを皮切りにサンフランシスコやニューヨークへの拡大も図るとのことです。
ホノルルフェスティバルへの協賛
TAKANOMEはまた、2025年に開催される「第29回ホノルルフェスティバル」に協賛します。このフェスティバルは、1995年に初めて開催されて以来、毎年ハワイで行われる文化交流イベントで、ホノルル市やハワイ州政府観光局など多くの支援を受けています。
「日本酒を通じた日本文化の発展」を掲げるTAKANOMEは、2022年のカンヌ国際映画祭での提供を皮切りに、未来に向けたグローバルな活動を強化しています。アメリカでの展開は、2022年のニューヨーク・チャリティイベントや2023年のロサンゼルス・日本大使館イベントに続くもので、今回はハワイ州での初展開です。
日本酒の新たな可能性
TAKANOMEは「うまさ」の追求を理念に掲げ、山口県の老舗酒蔵「はつもみぢ」との共同開発により、2019年に誕生しました。このブランドの日本酒は、パイナップルのような香りが特徴で、ミシュランシェフや5つ星ホテルのソムリエからも高く評価されています。
「鷹ノ目」という名には、高い視点で物事を捉える姿勢や、固定概念に捉われない新しい価値を創造したいという思いが込められています。TAKANOMEが目指すのは、日本の伝統文化の美しさを世界に伝え、国際的なライフスタイルを彩るラグジュアリーブランドとしての存在感を示すことです。
まとめ
TAKANOMEは、日本酒の新たな可能性を開拓し、アメリカやカナダ、そしてハワイ州での日本文化の発信を強化することで、日本酒のさらなる普及を目指しています。今後の展開から目が離せません。