創業101年の食品卸大手・旭食品が「AvePoint Cloud Backup」導入でバックアップ業務を効率化!
高知県に本社を置く食品卸売企業の旭食品株式会社は、AvePoint Japan株式会社が提供するクラウドデータバックアップシステム「AvePoint Cloud Backup」を導入し、バックアップ業務の効率化を実現しました。旭食品は、国内40拠点で約2500名の社員が利用する社内業務ツールとしてMicrosoft Officeを導入しており、2020年にはオンプレミスからクラウド対応のMicrosoft 365に移行しました。
しかし、クラウド移行に伴い、クラウド上のデータに対するバックアップの必要性が高まりました。特に、退職者に関する資料の管理や情報漏洩に対する懸念、監査対応のためのデータ保管などが課題として浮上していました。
旭食品はこれらの課題を解決するため、2022年からバックアップソリューションの選定を開始し、「AvePoint Cloud Backup」を採用しました。選定理由は、SaaS型でネットワーク負荷が少なく、日本語に対応した使いやすいインターフェースであったことです。
「AvePoint Cloud Backup」導入により、従来は50台のサーバーに対して各部門が毎月数回、手動で行っていたデータバックアップ作業が自動化されました。人的作業やファイルサーバーの保守費用も不要となり、データ保護のセキュリティリスクも大幅に軽減されました。
クラウド環境の安全性を高め、業務効率化を実現
旭食品ロジスティクス本部 情報システム部 村田慎弥氏は、「AvePoint Cloud Backup」導入について、次のようにコメントしています。
この度の「AvePoint Cloud Backup」の導入により、従来発生していたバックアップの人的作業はゼロになる予定で、各部門の業務負荷は大きく下がります。バックアップがクラウド上で安全に定期的に取れている安心感は導入の大きな効果だと考えています。今回データ保護とセキュリティリスクの軽減が実現したことで、Microsoft 365をさらに効率的に活かす道筋ができ、クラウド管理サービス「AvePoint Cloud Governance」の導入も新たに決定しました。今後は、これまで社内のみで活用してきたMicrosoft Teamsを社外ユーザーに開放し、ビジネスのコミュニケーションを推進していきます。さらには関連会社にも同様の取り組みを広げることで、関係会社全体でMicrosoft 365をより安全かつ効率的に活用していく予定です。
「AvePoint Cloud Backup」は、Microsoft 365向けデータ保護ソリューションとして、Exchange Online、SharePoint Online、OneDrive for Business、Teamsなどのデータを自動でバックアップします。迅速なリストア機能により、誤削除やマルウェア攻撃によるデータ損失時にも迅速に復旧可能です。また、データは暗号化されセキュアに保存されるため、セキュリティとコンプライアンスの要件を満たします。
さらなる進化へ:クラウド管理サービス「AvePoint Cloud Governance」の導入
旭食品は、「AvePoint Cloud Backup」導入に加え、クラウド管理サービス「AvePoint Cloud Governance」の導入も決定しました。「AvePoint Cloud Governance」は、Microsoft Teamsを安全・便利に管理できるツールとして、自治体や大企業など様々な企業で採用されています。
Teamsの乱立や外部共有設定の管理など、組織における課題を解決し、Teams管理のベストプラクティスを実現します。
「AvePoint Cloud Backup」と「AvePoint Cloud Governance」は、旭食品のクラウド環境をより安全で効率的なものへと進化させる重要な役割を担っています。
旭食品の事例は、クラウド移行に伴うデータ保護の重要性と、「AvePoint Cloud Backup」や「AvePoint Cloud Governance」などのソリューションを活用することで、企業が抱える課題を解決し、ビジネスを成長させることができることを示しています。