株式会社ミライエ、画期的な防災システムを発表
2023年9月1日、株式会社ミライエが自主放送一元化を実現する新たなクラウド型防災放送システム「クラウドキャスト」を発表しました。このシステムは全国各自治体が利用可能で、災害時における情報の迅速かつ確実な伝達が期待されています。
使いやすい操作環境
「クラウドキャスト」の最大の特徴は、パソコンやスマートフォンを用いて簡単に放送操作ができる点です。インターネットに接続可能な環境であれば、どこからでも操作が可能となり、突発的な災害が発生した際でも迅速に対応できます。また、一度の操作で、屋外拡声スピーカーやメール、LINE、SNS、電話発信など、10種類以上の手段に同時配信できるため、少人数の職員でも効率的に情報を伝えることができます。
Jアラートとの連携
更にこのシステムはJアラートとの連携機能も備えており、屋外拡声放送や様々なメディアに自動的に情報を流すことができます。これにより、災害の際に必要な情報を広範囲に即座に伝えることが可能です。
柔軟な通信手段
屋外放送装置は、光回線や携帯電話網、衛星インターネット回線など多様な通信手段に対応しており、特に携帯電話網を利用する場合はデュアルSIMを使用することができます。これにより、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクのSIMを教うことで、通信の安定性を確保することができます。
力強い放送機能
さらに、放送スピーカーの出力は120Wと240Wの2種類用意されており、72時間の停電に対応しています。この装置は実際の放送内容を内蔵マイクで録音し、正常に機能しているかを自動で確認することが可能です。この機能は特許も取得されており、高い信頼性を誇ります。
柔軟な構成オプション
自治体のニーズに応じて、自営無線と組み合わせた構成も可能です。特に電波が届きやすい市街地や沿岸部では自営無線を用い、電波が届きにくい山間部ではインターネット網を用いたりと、多様な選択肢を提供します。このように構成することで、中継局や再送信子局が不要となり、コストを抑えることができます。なお、自営無線に配信を行う場合は、自営無線メーカーとの連携が必要です。
自治体様へ最適なソリューション
この「クラウドキャスト」は、突発的な災害に備え、いつでもどこでも同報放送を可能にする即時性や、職員一人での作業を省力化したいというニーズにマッチします。また、複数の手段で情報を一括配信できることで、より確実性の高い情報伝達が可能となります。特に山間部を抱える自治体にとっては、自営無線を用いる場合の中継局や再送信子局の必要を排除し、TCO(総保有コスト)の削減を図る機会にもなります。さらに、将来の技術進歩にも柔軟に適応可能です。
販売・施工パートナー募集
株式会社ミライエでは、全国の販売・施工パートナーを随時募集しています。防災情報システムの充実を図り、地域住民の安全確保を共に目指す企業様からのお問い合わせをお待ちしております。
お問い合わせ先
- - 会社名:株式会社ミライエ
- - 所在地:東京都品川区東品川4丁目1-16
- - 代表者:代表取締役社長 小幡 進
- - 事業内容:防災関連クラウドシステムの開発・提供
- - 電話番号:03-3472-3223
- - 担当者:三橋(みつはし)
- - WEB: www.mir-ai.co.jp
- - メール: [email protected]