もろみ日誌補助金認定
2025-05-29 16:38:29

革新的な温度管理システム「もろみ日誌クラウド」がIT導入補助金2025対象に認定!伝統酒造のDX推進を強力に後押し

伝統産業を革新するIoT:ラトックシステム「もろみ日誌クラウド」がIT導入補助金対象に認定!



日本の誇る伝統文化「日本酒」の醸造現場に、デジタルトランスフォーメーション(DX)の波が押し寄せています。ラトックシステム株式会社が提供する酒造向けIoT温度管理システム「もろみ日誌クラウド」が、この度、IT導入補助金2025の対象ツールとして認定されました。これにより、本システムの導入を検討する酒蔵は、ライセンス費用や初期設定費用の一部、最大で2分の1もの補助を受けられるようになり、酒造りの効率化と品質向上への大きな一歩を踏み出すチャンスが拡大します。

酒造DXを推進する「もろみ日誌クラウド」の機能と利点


「もろみ日誌クラウド」は、日本酒造りの根幹をなす麹、酒母、もろみの品温管理に加え、保管庫や作業場の環境温度管理まで、酒造現場のあらゆる温度データを一元的に管理します。さらに、酒造における3工程の進捗記録や、酒税法で義務付けられている各種帳票の自動作成機能も搭載し、現場業務をトータルに支援する画期的なシステムです。

このシステムの核となるのは、IoT技術による手作業の自動化です。スマートフォンを通じて24時間いつでもどこでも温度状況をモニタリングできるため、品質管理の精度が飛躍的に向上します。また、既存の品温管理機器を改造するだけで、温調器データの自動取得や遠隔からの設定温度変更も可能となり、温度管理の効率を大幅にアップ。これにより、人手に頼る業務を削減し、熟練の職人たちが本来集中すべき発酵プロセスや品質向上といった重要な工程に、より多くの時間を割くことができる環境が生まれます。

本システムは、単なる業務効率化に留まらず、酒造現場の働き方改革や、長年の経験と勘に頼ってきた技術の継承問題にも貢献すると期待されています。データに基づいた安定した品質管理は、経験の浅い従業員でも高品質な酒造りを可能にし、未来へ技術をつなぐ基盤を築きます。

「もろみ日誌クラウド」導入の主なメリット:

酒造現場の温度データを自動保存し、手作業記録をゼロに。
スマートフォンで24時間モニタリング、いつでもどこでも温度確認が可能。
遠隔操作で設定温度を変更でき、温度管理効率を大幅に向上。
「もろみ製造帳」など酒税法関連書類の自動作成で業務効率を最大化。

IT導入補助金活用とラトックシステムの貢献


今回のIT導入補助金2025の対象認定は、「もろみ日誌クラウド」導入の強力な後押しとなるでしょう。補助金は、システムライセンス費用や初期設定費用に充当され、労働生産性向上を目的としたITツールの導入を支援します。ゲートウェイ1台あたり最大12台の温度センサー接続が可能で、拡張性も魅力です。

運用コストについても、ライセンス費用にはアプリのアップデート費用、LTE-M通信費、クラウド利用料が含まれ、3年目以降はゲートウェイ1台あたり年間100,000円(税別)の定額運用が可能です。複数台導入の場合も、2台目以降は年間20,000円/台とリーズナブル。ただし、ハードウェア(センサーやゲートウェイ本体など)は補助金対象外である点に注意が必要です。詳細はIT導入補助金公式サイトで確認してください。

1983年設立のラトックシステムは、ハードウェアからソフトウェアまで一貫して開発・販売してきた実績を持ち、多様なインターフェース開発経験を活かし、IoTソリューション事業で企業のDXを支援しています。「もろみ日誌クラウド」は、伝統産業と最先端技術を融合させる同社のビジョンを体現する製品であり、この補助金制度を通じて、多くの酒蔵がスマート化を進め、高品質な日本酒を安定的に供給できる未来に貢献することが期待されます。


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会社情報

会社名
ラトックシステム株式会社
住所
大阪府大阪市西区南堀江1-18-4Osaka Metro南堀江ビル 8階
電話番号

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