2025年度 福岡県版の住みここち&住みたい街ランキング
2025年の福岡県における「住みここちランキング」と「住みたい街ランキング」が発表されました。大東建託の調査によると、福岡市の中央区が引き続き人気で、居住者の意見を基にした評価が反映されています。
住みここちランキング
トップ駅
6年連続で1位に選ばれたのは
薬院大通。この駅は、地下鉄七隈線の利用者から高く評価されており、初めて偏差値70台を記録しました。次いで
祇園(福岡市博多区)が2位、
薬院(福岡市中央区)が3位に続きます。新たにランクインした
酒殿(糟屋郡粕屋町)は、生活利便性や交通の便利さでも評価されています。
人気の自治体
住みここちの自治体ランキングでは、福岡市中央区が7年連続で1位を維持しました。2位は2年連続で
福岡市西区、3位は春日市が選ばれ、昨年の4位から順位を上げました。大野城市も、12位から7位へとランクアップ。
住みたい街ランキング
トップ駅
住みたい街に関する調査では、福岡市博多区に位置する
博多駅が7年連続で1位です。このランキングでは、
天神A(天神・天神南・西鉄福岡)と
薬院がそれぞれ2位、3位に入っています。
人気の自治体
住みたい街の自治体ランキングでは、福岡市中央区が昨年の2位から順位を上げて再びトップに立ちました。次いで福岡市博多区と東京23区が続きます。ここでも福岡市の人気が際立っています。
因子分析
住みここちランキングの因子評価では、薬院大通が「賑わい」の因子で特に高い評価を受けていることがわかります。今年初めてランクインした酒殿は「物価家賃」の因子でポジティブな結果を出しました。他にも、親しみやすさや交通利便性といった点が評価される駅が多い傾向にあります。
調査の概要
この調査は、株式会社マクロミルを通じて行われ、福岡県に住む20歳以上の男女を対象に集計されました。合計34,453名の回答が得られ、男女比はほぼ均等です。調査期間は2025年の2月から3月初旬にかけて行われ、調査内容は居住の満足度や希望する街についての意見が含まれています。特に、住民の声がランキングにどのように影響しているのかが分かる貴重なデータとなりました。
今後も人気の街や駅の変遷を注視し、移住や住み替えを模索する人々に役立つ情報を提供していきたいと思います。