日本ケロッグが社会インパクトリーダー賞で大賞受賞
日本ケロッグ合同会社(東京都千代田区、代表職務執行者社長:井上ゆかり)が、一般社団法人法と経営学会主催の「社会インパクトリーダー賞」の「サステナビリティ部門」で大賞を受賞しました。この表彰は、企業が実施するサステナビリティへの取り組みを総合的に評価し、社会へ良質なインパクトを与えることを目的としています。今回の受賞は、当社の歴史的な活動や最近の取り組みが高く評価された結果です。
受賞の背景
日本ケロッグは、創業者W.K.ケロッグの精神を引き継ぎ、自社の社会貢献プログラム「Better Days Promise™」を中心に社会課題の解決に向けた活動を展開しています。このプログラムでは、飢餓の撲滅、持続可能性の推進、ウェルビーイング、そして公平性を重視しています。2013年以来、様々な活動を通じて、日本においても社会問題の解決に努めてきました。
特に評価されたのは、2022年に始まった「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」。このプロジェクトでは、朝ごはんを欠かす子どもたちへの支援を行っており、NPOや学校と連携しながら継続的に支援を提供しています。この活動は、乳食欠食や孤食といった社会問題に対し、包括的にアプローチしています。
井上社長のコメント
受賞にあたり、代表の井上ゆかり氏は、「大変光栄に思います。W.K.ケロッグは事業成長を追求しつつ、困難を抱える人々の支援に尽力しました。その志を受け継ぎ、私たちも社会貢献を事業戦略の中核に位置づけています」と語りました。個人の意識を高め、社員が自分事として関与できるよう、ボランティア活動にも力を入れています。企業としての参加を促進することにより、より多くの人々が社会貢献に関わることができると信じています。
社会貢献プログラム「Better Days Promise™」
「Better Days Promise™」は、世界中の40億人にポジティブなインパクトをもたらすことを目指しています。このプログラムでは、毎年30万食分のシリアルを無償提供したり、食育プログラムを実施したりするなど、日本国内での活動も多岐にわたります。
「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」では、地域の子ども食堂にシリアルを提供し、子どもたちが自分で朝食を準備し、共に食事を取る体験を通じて、朝食の重要性を教えています。また、教育現場でも、多くの小学校と連携し、食育の授業を展開しています。これにより、朝食の大切さを伝えるだけでなく、孤食の問題にも取り組んでいます。
今後の展望と意義
ケロッグの取り組みは短期的な視点ではなく長期的な視野を持って行われており、一つ一つの小さな行動が重要であると井上社長は強調しています。企業としては限界もある一方で、共同のネットワークを広げていくことで、より良い社会を実現するための波及効果を生み出していく意義を感じています。
今後も、ケロッグはNPOや行政、地域の団体と協力し、2030年までに全国47都道府県で「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」の拡大を目指して進めていく予定です。このような活動の継続によって、企業の本質的な姿勢を示し、サステナビリティの重要性を広めていくことが期待されます。
アクセス情報
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