GMOメイクショップ、PCI DSS v4.0.1に準拠
GMOメイクショップ株式会社は、2025年9月1日から、国際的なクレジットカードセキュリティ基準「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)」の最新バージョン「v4.0.1」に準拠します。この準拠により、同社は年間流通額3,428億円を誇る業界No.1のECプラットフォームとして、さらなる信頼性を高め、消費者に安心してオンラインショッピングを楽しんでもらう環境を提供することを目指します。
PCI DSS とは何か
PCI DSSは、American Express、Mastercard、Visaなどの国際カードブランドが共通して策定したセキュリティ基準です。この基準は、クレジットカード情報を適切に管理し、安全な取引環境を構築するために設けられています。具体的には、6つの目標と12の要件から構成されており、クレジットカード情報を処理または保存するすべての事業者に対し、その準拠が求められています。
EC市場でのセキュリティの重要性
近年、EC市場は急激に成長していますが、それに伴いクレジットカード情報の不正利用や漏洩といったサイバーリスクも増加しています。経済産業省の最新ガイドラインでは、ECサイトにおけるセキュリティ対策が厳格化され、事業者に高い責任が求められるようになっています。GMOメイクショップは、このような背景を踏まえ、クレジットカード情報の保護を最優先課題としています。
GMOメイクショップの取り組み
これまでも「ISO/IEC27001」「JIS Q 27001」の認証を取得し、セキュリティ対策に力を入れてきたGMOメイクショップが、今回のPCI DSS v4.0.1準拠を成し遂げたことで、EC事業者はより高度なセキュリティ環境を享受できるようになります。
特に、GMOメイクショップが提供する「makeshop byGMO」と「GMOクラウドEC」は、両方とも国際基準を満たすセキュリティ体制が特長です。「makeshop byGMO」は多彩な機能で、BtoCからBtoBまで対応可能なEC構築SaaSです。一方、「GMOクラウドEC」は、フルカスタマイズに対応しており、企業の成長を柔軟にサポートします。
EC事業者の負担を軽減するメリット
PCI DSSに準拠したことで、EC事業者は高まるサイバーリスクに対して、国際基準に基づいた堅牢なセキュリティ環境を確保できます。これにより、セキュリティ対策への負担を軽減でき、顧客からの信頼を獲得しつつ、自信を持って事業に専念できるようになります。
消費者にとっても、国際基準を満たしたECサイトであれば、個人情報やクレジットカード情報の取り扱いが安全であるため、快適にショッピングを楽しむことができます。
今後の展望
GMOメイクショップは、今後もEC事業者および消費者が安全に利用できるEC環境の提供を続けていきます。PCI DSS準拠を機に、さらなるサービスの向上と信頼性の強化を図り、国内EC市場の発展に寄与していく予定です。
GMOメイクショップの企業情報
「Commerce for a better future.」を掲げるGMOメイクショップは、EC構築支援からマーケティング、運営受託まで多岐にわたるサービスを提供しています。264社以上の導入実績を活かし、様々な企業のEC化をサポートしています。