エレコムが法人向けに高速通信を実現した新型スマートスイッチを発売

エレコムから登場した新しい8ポートスマートスイッチ

今回、エレコム株式会社が法人向けに新たにリリースした8ポートのレイヤー2スマートスイッチに注目が集まっています。特に、10Gモデル「EHB-SX2B08F」と2.5Gモデル「EHB-SQ2B08」は、すべてのポートが高速通信に対応しており、データ通信のニーズに応える設計がなされています。

高速な通信と将来性を兼ね備えた設計

この新型スイッチは、アップリンク用に2基のSFP+スロットを搭載しており、別売のモジュールを活用することで10Gネットワークとの接続が可能です。加えて、データ量の増加やAI技術の活用が進む現代において、通信の高速性と安定性は不可欠です。業務に必要な安定性を技術的に確保していて、QoSやポートトランキング機能により帯域を効果的に利用しつつ、必要なセキュリティ対策も整えています。

このスイッチは、法人様向けに重点を置いた機能を多数搭載しています。具体的には、ポート単位での各種認証機能やVLANによるネットワークのセグメンテーションが可能で、万が一の通信トラブルにも迅速に対応可能なループ防止機能を確保しています。

ユーザーの運用負担を軽減する工夫

新しいスイッチは、ブラウザーから簡単に設定できるWebインターフェースを採用していますので、初めての管理者でも取扱いやすい設計となっています。また、リモート管理サービス「アドミリンク」にも対応しており、オフィスにいながら多地点の機器一括監視が実現できます。

さらに、静音ファンを採用したモデルは、音環境を大事にするオフィスや教室等での使用にも配慮されています。特に、ファンレス設計の2.5Gモデルは、音を気にせずに使えるため、静かな空間でも安心して導入できます。

環境と安全性への配慮

エレコムのスマートスイッチは、メタル筐体を採用し、耐熱性も確保されています。動作環境温度が最大50℃まで対応しているため、高温の環境下での長時間の運用にも耐えられます。また、環境に配慮した『THINK ECOLOGY』認定製品という一面も持ち合わせており、包装容器もサステイナブルな材料のみで作られています。