TISインテックグループの一員であるクオリカ株式会社が360度フィードバックシステム「CBASE 360°」を導入しました。このシステムの目的は、上司と部下の間でのコミュニケーションを促進し、マネジメントの質を向上させることです。特に、社内文化な上司に意見を言うことが少ないという課題を抱える同社にとって、CBASE 360°は非常に有効な施策となっているようです。
360度フィードバックを通して、上司は部下の気持ちをより理解できる機会を得られるだけでなく、部下も上司に対して率直な意見を言うことが可能となります。調査によれば、部門長層以上は「働きがい」のスコアが高いものの、それ以下の層ではポイントが大きく下がっていることが判明しました。このギャップを埋めるために、オープンな環境作りや信頼関係の構築が急務であると認識されています。
2023年に社長に就任した阿久津晃昭氏の指導のもと、360度フィードバックが積極的に推進されています。導入から2年目を迎え、フィードバック対象は役員層から統括マネジメント層へ拡大されつつあります。これにより、部門長層以上での変化を見ている同社ですが、次の2年目の挑戦がどのような結果につながるかが注目されています。特に、上層部がどのように行動を変えていくのかがカギを握っています。
シーベース社は「フィードバックと対話で、すべての人と組織、社会をアップデートする」をミッションに掲げ、1,000社以上にこのシステムを導入しています。業界トップクラスの実績を持ち、リピート率は驚異の95%に及び、年間約80万人以上がこの評価システムを利用しています。事例紹介ページでは、実際に導入した際の工夫や今後の考え方について詳しく述べられています。
CBASE 360°は、組織開発や人材育成において非常に効果的な手法として多くの企業で導入が進んでいます。このシステムを通じてクオリカは、より良い職場環境と社員の成長を目指し、今後も取り組みを続けていく方針です。インタビューを通じて具体的な施策についても触れられており、彼らの今後に期待が寄せられています。詳細な情報や実際の導入事例について興味のある方は、公式ウェブサイトも是非ご覧ください。