ブルガリ ホテル 東京の新たな夏の味わい
ブルガリ ホテル 東京の高級イタリアンレストラン「イル・リストランテ ニコ・ロミート」が、2025年の夏に特別な新メニューを発表しました。このメニューは、世界的に評価の高い三つ星シェフ、ニコ・ロミートの哲学を受け継ぎ、旬の食材を活かした料理が特徴です。それを体現するのは、ミラノ出身で日本の風土を熟知したレジデント ヘッド シェフ、マウロ・アロイシオ。彼は過去の経験を通じて、日本各地の食材を使い、イタリアの感性を融合させた独創的な料理を提供しています。
夏限定の「MENU DEGUSTAZIONE ALL’ITALIANA」
この新メニューの目玉となる「MENU DEGUSTAZIONE ALL’ITALIANA」は、イタリアの家庭からインスパイアされた全8種の前菜コースです。イタリアでは、家族や友人が集い、大皿に盛られた料理を囲みながら楽しむ文化があり、これをファインダイニングとして再構築しました。
一皿ずつ丁寧に提供される前菜からは、ヴィテッロ・トンナート(仔牛のツナソース添え)や、フレッシュトマトのブルスケッタなど、盛りだくさんなバリエーションを楽しむことができます。特に、ブッラータチーズと共に提供されるブルスケッタは、フレッシュハーブでマリネしたトマトが香り高く、食欲をそそります。そして、ニコ・ロミートオリジナルのラザニア「インゲン豆のラザーニャ ビエトラ パルミジャーノ」は、野菜の風味を際立たせた軽やかでエレガントな甘みが特徴で、夏にぴったりです。
ディナー限定「MENU DEGUSTAZIONE」
夜のコース「MENU DEGUSTAZIONE」は、より深い体験を求める方々に向けた特別なフルコースです。シェフは、日本の新鮮な食材を最大限に引き出し、イタリア的なアプローチで料理を創出しています。ディナーの前菜としてはシマエビをシチリア風にアレンジ。ピンクペッパーとレモンのアクセントが、シマエビの甘みを一層引き立てます。
ズッキーニを主役にした新作の「ズッキーニのスカペーチェ 松の実クリーム ミント」は、異なる食感が楽しめる現代的な一皿です。さらに、二種類のパスタも楽しめます。一皿目はトマトのトルテッリ、もう一皿は国産ウニを贅沢に用いた冷製タリオリーニです。
季節のデザート
食事の締めくくりには、山梨県産の桃をふんだんに使用した「桃とヨーグルトムースのメレンゲミルフィーユ」が登場。素材そのものの持ち味を損なうことなく、食感や温度、香りのバランスを見事に整えたコースです。シンプルでありながら、イタリア料理の伝統と現代的な感性が響き合う、素晴らしい食体験が待っています。
予約と営業時間
「イル・リストランテ ニコ・ロミート」は、12歳以上のお客様にご利用いただけます。ランチは12:00から15:30まで、ディナーは18:00から21:00まで営業しており、予約は電話またはオンラインで受け付けています。特別な夏の味覚を体験するチャンスをお見逃しなく。