京都蔦屋書店でのどばしほのかの個展「雨に煙る森」
2026年8月8日(土)から8月28日(金)の期間、京都市下京区に位置する京都蔦屋書店の5階アートウォールにて、アーティストのどばしほのかによる個展「雨に煙る森」が開催されます。この展覧会では、布やフェイクファーを使用した立体的なペインティング作品が展示され、観覧者を新たな空想の世界へと誘います。
どばしほのかは、有効な支持体としてキャンバスの代わりに多様な布を用い、絵画の可能性を追求しているアーティストです。彼女は作品に物理的な量感を持たせるために、布の内側に綿を入れ、空想の世界を「物体」として現実空間に具現化しています。
展示内容
「雨に煙る森」では、新作を中心に展示され、ペインティング技術を駆使した布とフェイクファーが組み合わされた作品が並びます。特に注目すべきは、二つの壁面に配置される「門番」となる大きな鳥の作品です。訪れる鑑賞者は、それらの間を通り抜けることで、現実と幻想の交差点に足を踏み入れたかのような体験をすることができます。
展示空間には、絵画の枠を超えたアイテムや、まるでぬいぐるみのような立体作品が点在し、それぞれの作品が呼応し合いながら、ひとつの物語を感じさせるような演出が施されています。どばしの作品は、ただ見るのではなく、観覧者が一体となって体験することができるのです。
アーティストステートメント
どばしほのかが自身の作品に込める思いは、幼少期からの空想の世界への憧れから来ていると言います。日常の中で感じる「今ここ」がわずかに歪む瞬間に興味をそそられ、またファンタジー小説や映画に触発された要素が、彼女の作品に色濃く現れています。街路樹の木目がたくさんの目に見えたり、窓の外から聞こえるフクロウの声など、日常の中に潜む非現実への入り口を、彼女は油彩とぬいぐるみの形で表現しています。
絵画によって創り出される空想の窓と、ぬいぐるみという親密感をもたらす存在が、観覧者の想像力を誘います。どばしは、これらの要素を組み合わせることで、新たなインスタレーションとしての発表を行っています。
販売情報
会場で展示される作品は、8月8日(土)10:00から販売が開始されます。プレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了する場合がありますので、興味のある方はお早めの訪問をお勧めします。アートのECプラットフォーム「OIL」では、8月10日(月)から25日(火)までの期間に作品販売が行われます。
アーティストプロフィール
どばしほのか(DOBASHI Honoka)は、2002年生まれの若きアーティストで、2023年に成安造形大学美術領域洋画コースを卒業し、現在は京都市立芸術大学院美術研究科修士課程に在籍しています。彼女は今後も多くの展覧会に参加予定で、その作品は今後のアートシーンでも大いに注目されることが期待されます。
展覧会詳細
- - 会期: 2026年8月8日(土)~8月28日(金)
- - 時間: 10:30~20:00(最終日のみ17時閉場)
- - 会場: 京都蔦屋書店 5F アートウォール
- - 入場: 無料
- - 問い合わせ: 075-606-4525(営業時間内)
京都蔦屋書店は、アートと文化の交差点として、多様なアート作品の展示や、居心地の良い空間を提供しています。ぜひ、多彩なアート体験を楽しむためにお立ち寄りください。