e-dashと高岡商工会議所
2024-08-21 13:14:53

e-dashと高岡商工会議所の提携でCO2削減を支援する新たな取り組み

e-dashと高岡商工会議所の提携



e-dash株式会社が高岡商工会議所と業務提携を結び、CO2排出量の可視化及び削減サービスの支援を始めることを発表しました。この新しい取り組みは、中小企業の脱炭素化を促進するもので、「商工会議所CO2見える化サポート」、通称「見えサポ」を通じて展開されます。

提携の背景


近年、企業の経営課題としてCO2排出量の情報開示や削減がますます重要視されています。特に2021年から始まった温室効果ガスに関する国際的な動きや、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への対応が求められる状況となっています。この流れは、特にプライム上場企業や大手自動車メーカーなどに見られるもので、自社の排出量を明確に把握し、公表する必要が増えているのです。

対応が求められる企業のうち、特に中小企業は全体の99.7%を占めるものの、十分な準備が整っていないのが現状です。実際に高岡商工会議所が行った調査によると、中小企業の6割以上が脱炭素の取り組みを行っていないと回答しています。その原因としては、「何から始めればよいか分からない」や、「業務の負担が増える」などが挙げられています。

課題の解決に向けた取り組み


このような状況の中、e-dash株式会社と高岡商工会議所は、地域経済の活性化及び中小企業の活力強化を目的として、業務提携を実施しました。携わる企業には、「e-dash」のプラットフォームを通じて、CO2排出量の可視化をサポートします。これは中小企業が脱炭素に向けて動き出すための第一歩と位置付けられています。

「e-dash」は、電気やガスの請求書を簡単にアップロードすることで、それらのデータからCO2排出量を自動的に算出することが可能です。このシステムにより、計算の手間を省きながらも正確なデータを蓄積できる仕組みが整っています。また、サプライチェーンでの排出量を簡単に算出・可視化することも可能です。

さらに、e-dashは大手監査法人による第三者検証を受けており、日本政府が制定した算定ガイドラインに基づく信頼性の高いデータを提供します。このようにして、中小企業の経営者が自分たちの排出量を把握しやすくなることで、脱炭素への第一歩を踏み出す手助けをしています。

今後の展望


本提携によって高岡商工会議所の会員企業は、「e-dash」を利用し、脱炭素に向けた取り組みをさらに進めることが期待されています。e-dash株式会社は、排出量の可視化に留まらず、削減施策の実施を支援することにより、中長期的に企業の戦略をともに考え、持続可能な社会の実現を目指します。

このように、e-dashと高岡商工会議所が連携することで、地域の中小企業が抱える課題を解決し、脱炭素社会の形成に貢献することを目指しています。政府や商工会議所と連携しながら進められるこのプロジェクトは、今後の展開にも大きな期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
e-dash株式会社
住所
東京都港区赤坂4-8-18 赤坂JEBL 6階
電話番号

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