現在、多くの製造業界では外観検査を行い、「良品/不良品」の判定を行っています。この際、最も重要視されているのは、不良品をいかに早く正確に見つけるかという点です。しかし、一般的な検査プロセスでは、1箇所の不良を見つけると、その製品が「不良品」として扱われてしまい、正常な部分の情報や他の潜在的な不良情報は無視されてしまうことがほとんどです。
本質質改善の必要性
このような状況のなかで、パトスロゴス社が提供するAI外観検査システム「DEEPS」は、検査目的を根本的に見直してきました。DEEPSの目的は、単に不良を検出することではなく、不良を「造らない」ことにあります。AIを活用したこのシステムは、製品における正常な状態や発生した不良の情報を豊富に蓄積することが可能です。この情報の蓄積は、製品の正常性や不良の傾向を把握し、改善のための貴重なビッグデータとして活用されます。
検査回数が増加すればするほど、正常情報や不良情報が充実し、今後の生産工程改善に役立つデータとなります。このように品質検査の概念は、従来の「不良を見つけるための検査」から「不良を発生させないための仕組み」に進化しています。
オンラインセミナーの開催
これらの理念を実現するために、パトスロゴスでは「検査の自動化から本質改善へ」というテーマでオンラインセミナーを開催します。このセミナーでは、以下の内容が取り上げられます。
- - プレゼンテーション: 自動検査AIと品質改善の統合
- - デモンストレーション: DEEPSによるAI外観検査の実演を行います。
- - 質疑応答: チャットで投稿された質問に順次お答えします。
セミナー詳細
- 第1回: 8月24日(火)11:00-11:40
- 第2回: 9月3日(金)11:00-11:40
(第1回と第2回の内容は同じです)
- - 開催場所: Zoom
- - 申込方法: 下記のURLよりお申し込みください。
参加申し込みはこちら
今後もDEEPSの進化に期待が寄せられています。製品の不良発生を防ぎ、より高品質なものづくりを実現するために、今後の展開にも注目です!