ロボット技術で進化
2020-03-26 13:04:19

ロボット技術で進化するインフラ整備事業の新拠点

ハイボットとともに進化するインフラ維持管理



資本業務提携の背景


近年、インフラの老朽化や気候変動による自然災害が増えている中で、既存のインフラ維持管理方法の見直しが求められています。そんな中、株式会社みらい創造機構と芙蓉総合リースが資本業務提携を結び、株式会社ハイボットが提供する最先端のロボット技術を駆使して、効率的かつ安全なインフラ点検事業を本格的にスタートさせることが注目されています。

ハイボットの新たな取り組み


ハイボットは、2004年に東京工業大学から始まったロボティクス企業であり、「HiBox」という点検ロボットとAIデータプラットフォームを活用したRaaS(Robot as a Service)事業を展開しています。これにより、発電所や航空機、化学プラントといった極限環境における点検・維持管理が効率化されます。特に、点検活動に伴う時間とコストが大幅に削減されることで、より安全で持続可能なインフラ整備が期待されます。

HiBoxの機能と利点


「HiBox」は、点検用ロボットに搭載された各種センサーが収集したデータをAIで分析し、インフラのデジタルツインを作成します。これにより、故障や欠陥などのリスクを予測し、遠隔地からリアルタイムでの点検結果を確認できる仕組みを導入しています。この画期的な技術により、点検時間の短縮はもちろん、インフラの停止期間も減少し、追加の点検作業を不要にすることが可能となります。これにより、時間とコストの両方での大幅な削減が実現されるのです。

各社のコメントと期待


岡田祐之氏(みらい創造機構代表取締役社長)は、「ハイボットは総合的な技術力を持つ企業であり、今後さらに多様なロボット技術を集め、顧客のニーズに応えていくことが期待されます」と述べています。また、芙蓉総合リースの織田寛明氏も、社会インフラの重要性を強調し、コストの抑制や業務の効率化を図りつつ、持続可能な社会を目指す姿勢を示しています。

一方、ハイボットのミケレ グアラニエリCEOは、「創業からの16年を経て、次のステップとしてグローバルなRaaSの提供に注力していく」と語り、新たな戦略的ビジネスパートナーとの連携を重視しているとのことです。このように、ハイボットは国内外での迅速な成長を目指し、安全且つ持続可能なインフラ維持の実現に向けた取り組みを続けています。

結論


この資本業務提携により、ハイボットの先進的なロボティクス技術がインフラ業界に新たな風を吹き込むことが期待されています。今後の動向に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社ハイボット
住所
東京都品川区北品川5丁目9番15号渡辺コーポレーションビル4F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。