JPYC、オンチェーン流通額20億円突破の背景
日本円に連動するステーブルコイン「JPYC」を運営するJPYC株式会社(東京都千代田区、代表取締役:岡部 典孝)が、オンチェーン流通額がついに20億円を突破した。この成果により、JPYCは個人や企業が様々な用途で利用できる金融インフラとしての地位を確立している。送金や決済だけでなく、Web3サービスの利用や事業活動など、幅広い分野での採用が進んでいる。
大型アップデートで利便性向上
この進展の一環として、JPYCは2026年7月13日に「JPYC EX」の大型アップデートを実施。今回のアップデートでは、ユーザー体験を大幅に改善するための数々の新機能が追加されている。
1. パスキーによる安全なログイン
JPYC EXでは新たにパスキーによるログインが可能となった。これにより、ユーザーは安全かつ簡単にアカウントにアクセスできるようになり、より多くの人々がJPYCを使いやすくなる。パスキーの登録はマイページで簡単に行える。
2. SMS及び音声認証機能の導入
IDとパスワードによる従来のログイン方式に加え、SMS認証や音声認証が導入される。この強化により、セキュリティが向上し、初回のログイン時には電話番号の確認が求められることとなる。これにより、個人情報の安全が一層確保される。
3. ワンタイムコード認証の廃止
従来、発行や償還の際に必要だったワンタイムコード認証が不要に。取引時の手続きが簡素化され、スムーズな体験が提供される。この変更により、利用者は手間なく操作を進められる。
4. JPYC EXアカウント連携機能
JPYC EXでは、HashPort Walletなどの外部サービスとの連携が強化され、ユーザーはこれらのサービスから直接JPYC EXの発行や償還手続きを行えるようになる。これにより、従来事前に登録が必要だったウォレットアドレスの登録も省略でき、作業が一層容易になる。
5. JPYC簡単送金機能
HashPort Walletにおいて導入される「JPYCかんたん送金機能」により、ユーザーは償還時に必要な情報が事前に入力された状態で送信操作を行えるようになる。この機能によって、入力ミスや誤ったネットワーク選択を防ぎ、ユーザーがより快適に手続きを進めることができる。
JPYCの将来展望
JPYC株式会社は、今後もこのアップデートを通じてJPYC EXの利便性と安全性を向上させていく予定である。対応ウォレットや連携サービスを増やし、決済や送金、Web3サービスといった分野での利用拡大に努めることで、利用者にとって、さらに便利な環境を提供していく。
JPYCの特徴と背景
JPYCは、発行されるステーブルコインとして日本円と1:1で交換可能であり、その裏付け資産には預貯金と国債が利用されている。このため、利用者は同額の日本円に完全に償還できるという安心感が保たれている。JPYCはAvalanche、Ethereum、Polygon、Kaiaの4つのチェーンで発行されており、今後もチェーンの拡大を考慮している。
JPYC株式会社は、2021年からステーブルコイン事業を展開し、2025年8月より資金移動業者として登録を受けた後、日本円ステーブルコイン「JPYC」の発行を開始した。透明性と低コストの送金を実現し、デジタル金融の革新にも貢献していく方針だ。
公式サイト:
JPYC株式会社
Twitter:
JPYC_official