2024年9月12日、日本インフォメーション株式会社が主催したオンラインセミナー『共感され支持される企業は、何が違うのか?著者が語る「新時代のマーケティング〈ブランド人格〉の可能性」』が話題を呼んでいます。このイベントでは、株式会社大広のブランディングディレクター鬼木美和氏が講師を務め、ブランドの人格を一つの人間として捉える新しいマーケティング手法「ブランド人格」の考え方とその実践に関する貴重な知見が提供されました。
さらに、ミラストプロジェクトのリーダー増田浩一氏や株式会社INFRECTのCEO赤谷翔太郎氏との対談によって、具体的な事例や次世代のマーケティング手法についても詳しく語られました。特に「ブランド人格」を中心に据えたアプローチは、企業が顧客から支持を得るための重要な要素であり、戦わずして勝つマーケティング戦略の構築が目指されています。
このセミナーは、主に企業や商品、事業のブランディングに関心を持つ方々に向けて開催されました。参加者は、顧客から共感を得るために何を実践すればよいのか、不安や悩みを抱える企業の担当者やマーケティングに興味を持つ方々です。プログラムは多岐にわたり、ブランドの位置づけや活用方法を深堀りする内容が特徴です。
セミナーの内容は、冒頭から「ブランド人格」とは何かという説明から始まり、なぜ多くの企業がブランディングに失敗してしまうのか、さらに「ブランド人格」をどう描き、活かし、測るのかという具体的な展開に進みました。マーケティングの環境が変化する中で、もはや企業戦略においてはブランドの清算だけでなく、その個性や特徴を表現することがより求められる時代となっています。
また、講演後には質疑応答があり、参加者からの質問にスピーカーが答える形式で、実践的な知識の取得も可能でした。こうしたインタラクティブな要素がこのセミナーの魅力の一つです。
目新しいこの取り組みは「ブランド人格」がもたらす価値を再認識させてくれます。企業は単なる製品やサービスの提供者ではなく、感情的なつながりを持った人格として位置づけられるべきであるとした鬼木氏の主張は、多くの参加者に新たな視点を提供したことでしょう。
参加費は無料で、事前の申し込みさえすれば、アーカイブ録画を期間中いつでも視聴可能。視聴方法は、送付されるメールに記載のURLとパスワードにアクセスするだけ。特に、視聴後に回答を行うアンケートに参加することで、投影資料の一部もダウンロード可能とあって、多くの受講者にとって嬉しいサービスです。
このように、共感を得られるブランドを構築するための知識や実践例が満載のこのセミナーは、ブランディングに関わるすべての人々にとって有益な情報源となることでしょう。企業や製品の将来性を考えたときに、これからのマーケティング戦略にぜひ取り入れていただきたい内容です。今後も新しいトレンドや知見が展開される場として注目が集まる「ブランド人格」の可能性を探求してみてはいかがでしょうか。