上野でアート祭!
2017-09-14 17:00:06
アートと文化の祭典『TOKYO数寄フェス2017』が上野で開催決定!
上野「文化の杜」で開催される『TOKYO数寄フェス2017』
2017年11月10日から11月19日まで、東京の上野恩賜公園で『TOKYO数寄フェス2017』が開催されます。画期的なアートイベントであるこのフェスは、文化と芸術の祭典として、上野一帯をアートで染める10日間となります。
開催概要
本フェスは、上野恩賜公園、東京国立博物館、東京都美術館などの文化施設を舞台に開催され、参加アーティストには日比野克彦や大巻伸嗣など、著名な名前が揃います。ディレクターには東京藝術大学の住友文彦准教授が名を連ね、特に注目されるべきイベントとなっています。
相互協力を行っているアート団体や機関が集まる「上野文化の杜」の名のもとで、文化と言えばここだという独自の理念が反映されたプロジェクトです。昨年に続き、今年も32万人以上の来場者が見込まれており、日本国内外から多くのアートファンが足を運ぶことでしょう。
フェスの魅力
『TOKYO数寄フェス』の特徴は、ただ芸術作品を鑑賞するだけではありません。アートインスタレーション、ワークショップ、コンサートなど、多様なプログラムが準備されています。特に、日比野克彦と海部陽介のコラボレーションによる「上野造船所」プロジェクトは、3万年前の航海をテーマにした展示やワークショップが行われ、参加者は葦舟作りに挑戦することができます。
そのほか、鈴木太朗の「ミナモミラー」や橋本和幸の「ITO EN ティーテイスターフォレスト」など、さまざまな展覧会が開催され、訪問者は新しいアートとの出会いを楽しむことができるでしょう。
特別プログラム
オープニングイベントの11月10日には公園内でセレモニーも行われ、アーティストとのトークイベントも予定されており、直接作品を制作するアーティストたちと交流ができる貴重な機会が提供されます。
また、上野の街そのものがアートイベントの舞台となる「谷中アートプロジェクト」も進行中で、国際的な美術学生が地域との協働を通じて、独自の文化を表現します。
さらに、上野公園分野の歴史や文化を探求し発信する「上野公園スタディーズ」といった、地域貢献活動も注目です。これにより、アートが地域に根ざすことを実現し、訪問者にとってより深い体験が提供されることでしょう。
アートと公共空間の新しい取り組み
『TOKYO数寄フェス2017』は、単なる視覚的な楽しみを超え、アートが市民生活や地域とどのように結びつくかを示す重要な試みです。このイベントは、上野という歴史あるエリアを舞台に、過去の文化を新たに再発見し、未来に向かっての創造力を育む場となっています。
住友文彦ディレクターが語るように、「上野で何かが蠢いている」とは、アートが人々に新たな視点を提供し、文化の可能性を広げることを示しています。グローバル化が進む中、地域の独自性を生かした文化の発信が期待されます。
『TOKYO数寄フェス2017』は、アート愛好者のみならず、地域に住む人々、そして全ての文化に興味を持つ人々にとって、見逃せないイベントです。ぜひこの機会に足を運び、上野の文化を感じてみてください。
会社情報
- 会社名
-
上野文化の杜新構想実行委員会
- 住所
- 東京都台東区上野公園12-50財団ビル4階
- 電話番号
-
03-5834-2396