コカ・コーラ ボトラーズジャパンが男性社員の育休取得率100%を実現
コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(以下、当社)は、2024年末において男性社員の育児休暇取得率が100%を超える実績を達成したことを発表しました。この成功は、2019年に策定された中期経営計画「Vision 2028」の一環として、社員の働き方を多様化し、ウェルビーイングを向上させる努力の成果です。
当初、男性社員の育児休暇取得率を2025年までに100%とする目標を設定していましたが、2024年には103.8%を記録し、目標を大幅に前倒しで達成しました。この取り組みの一つとして、昨年9月から男性社員に3日間の配偶者出産休暇(有給)の取得を義務化しました。
育児休暇に関連したさまざまな施策が、男性社員の育児休暇取得を促進した要因とされています。この取り組みの一環として実施された「Calin’s Café」は、当社の代表取締役社長カリン・ドラガンが直接社員と対話する機会を設け、育児休暇取得に関する意見を聞く社内イベントです。このイベントを通じて、育休を取得した社員が経験したことや感じたことを共有し、職場でのコミュニケーションを活性化させることで、さらに育児に対する意識を高めることにつながっています。
また、当社は2019年から新たに「パパエプロン」を配布しています。これは、配偶者に子供が誕生した男性社員に贈呈され、育児への参加意識を高めるためのサポートとなります。この取り組みは、上司から対象者へ育児参加のメッセージと共にオリジナルデザインのエプロンが手渡され、育児に対する理解を深める役割も果たしています。
当社は、今後もこのような取り組みを続けていくことで、多様な人材を育成し、企業としての成長を促進したいと考えています。それにより、持続可能な開発目標を達成し、豊かな生活に寄与することを目指します。私たちの企業文化は、異なるバックグラウンドを持つ社員がチームを組んで新しい価値を創造する場です。これからも多様な働き方を尊重し、仕事と育児の両立を実現する職場環境を整備していきます。
将来的には、多くの企業がこのような取り組みを模範とし、男性の育児休暇取得が当たり前となる社会を実現したいと願っています。そのためには、企業の枠を超えた連携が必要です。私たちの経験が他の企業にも波及し、育児休暇の価値が広がることを期待しています。女性だけでなく男性も積極的に育児に参加できる社会が実現されることが、本当に望ましい未来なのです。
会社情報
- 会社名
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コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂九丁目7番1号ミッドタウン・タワー
- 電話番号
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