地域防災の新たな試み
2026-03-12 15:15:50
小売業とメーカーが手を組んだ地域防災への取り組み【No 防災 No LIFE】
新たな地域防災プロジェクト【No 防災 No LIFE】が始動
福岡市では、地域の防災を拡充する取り組みとして、株式会社プチリアンが運営サポートを行ったキックオフイベントが開催されました。このプロジェクト【No 防災 No LIFE】は、小売業者とメーカーの連携により、地域の防災意識を高めることを目指しています。特に、地域の売り場と学校を結びつけたアプローチが特徴です。
参加企業とその役割
本プロジェクトには、イオン九州、イズミ、ナフコ、西鉄ストア、ハローデイの5つの小売企業と、大塚製薬、サントリーフーズ、日清食品、ロッテの4つのメーカーが協力しています。これらの企業は、普段は競争関係にあるにもかかわらず、同じ目標に向かって連携する姿勢が評価されています。地域防災をテーマにしたこの施策は、国内でも例を見ない珍しい取り組みです。
イベントの概要と内容
このキックオフイベントは、福岡市大名の「GROWTH1 イベントスペース」で2026年3月4日に行われました。参加企業の担当者たちは、防災の重要性についてトークセッションを行い、日常のなかで意識しやすい「ローリングストック」の概念を紹介しました。「ローリングストック」とは、普段の買い物で消費しながら、備蓄するという活動です。これにより、無理なく防災意識を高めることが期待されています。
特別ゲストと参加者の反応
イベントには、特別ゲストとしてタレントの中澤裕子さんが参加。彼女は、「防災グッズを用意しているが、ローリングストックを実践していない」と明かし、家庭での防災の必要性について率直な意見を述べました。この発言は、多くの参加者に共感をもたらし、「正しい防災」の理解から「続けやすい防災」を考えるきっかけとなりました。
防災を楽しく身近にする仕掛け
参加した企業それぞれが、自社の製品を通じた防災教育に取り組んでおり、特に「売場で防災」をテーマにした展示が行われました。展示された棚には、日常的に手に入る防災関連商品が並べられ、生活者に自然と防災意識を持たせる工夫がなされています。このように、普段の生活の一部に防災を組み込む試みが見受けられました。
小学校への寄贈活動
さらに、販売事業から得た売上金の一部を使用して、九州の小学校に「学べる防災バッグ」を寄贈する計画が発表されました。これは、子どもたちが実際に防災について学び、家庭へその知識を持ち帰ることを目的としています。中澤さんは、子どもが学校で学んだことを家庭でも話し合うことが、防災意識を地域全体に広げる重要なポイントであると強調しました。
地域防災の未来
この取り組みを通じて、九州の小売流通業が一丸となって地域の防災を強化する新しい波が期待されています。大会では、各企業が如何に連携して地域の防災力を高めるか、その具体策が議論され、生活者としても積極的に防災意識を持ってもらうよう務めています。今後、このプロジェクトが九州全土に広がることに期待が寄せられています。地域に根ざしたこの活動が、将来的な災害への備えとして大きな成果をもたらすことを願っています。
会社情報
- 会社名
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株式会社プチリアン
- 住所
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