中国最大手クラウドファンディング「小米有品」との提携
株式会社ワンモアが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」は、人気の中国プラットフォーム「小米有品」と提携したことを発表しました。この提携により、日本市場への中国発のハードウェアスタートアップの進出が一層現実味を帯びています。
「小米有品」とは、中国の大手スマートフォンメーカーであるXiaomiの子会社「有品」が提供するクラウドファンディングおよびショッピングプラットフォームです。ここでは、数多くの新興ハードウェア企業のプロジェクトが登場し、中国国内で高い信頼と人気を得ています。このプラットフォームの選定基準は厳格で、掲載されるプロダクトは一つ一つが精査されているため、消費者からの信頼も厚いのです。
提携のメリットと日本への展開支援
今回の提携に伴い、ワンモアは「小米有品」に掲載の実績がある中国のハードウェアスタートアップを日本市場へ進出させるためのマーケティング活動を全面的に支援することが決まっています。特に、CCCグループのリアル店舗やデータベースを活用することで、ターゲットとなる日本の消費者へのアプローチが可能になります。このようにして支援される企業は、確かな基盤を持つブランドと連携し、安心して日本進出に挑むことができるのです。
第一弾プロジェクトとして、2020年4月から4つの新しいプロジェクトが始まり、すでに総額約6000万円の支援を集めることに成功しています。これからも、新たなリアル店舗やデータベースを利用したマーケティングサポートが続々と展開されることでしょう。
注目のプロジェクト「ZHENMI(シェンミ)」
特に注目を集めているのが、糖質を最大44%カットできる独自の技術をもつ炊飯器「ZHENMI」です。このプロジェクトは、ボルテージが高いスタートを切り、開始から数時間で目標金額を達成。今では2300名を超える支援者から合計3,700万円以上が集まっています。プロジェクトは2020年6月15日まで支援を受け付けており、さらなる支援を期待しています。プロジェクトの詳細は
こちらから確認できます。
ワンモアのビジョンと革新への期待
株式会社ワンモアの代表取締役CEO、沼田健彦氏は「未来を企画する」というビジョンのもと、最新のハードウェアスタートアップが発信する革新的なプロダクトと共に、日本市場での挑戦を推進する意向を示しています。今後も「小米有品」とのパートナーシップを通じて、日本での新たな価値創造に貢献し続けるでしょう。
株式会社ワンモアとは
CCCグループの一員である株式会社ワンモアは、全国約1,200店舗を持つ「TSUTAYA」などの信頼性を生かしつつ、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」を運営しています。現在、50を超えるパートナーと連携し、1,500以上のプロジェクトを通じて36億円以上の資金調達を実現しており、今後の展開にも期待がかかります。
この提携がもたらす未来に、ぜひご注目ください。