国内初のWordPress市場調査を発表
リリースされたWordPressの市場に関する調査によると、マニュオンが提供する解析ツール「WP-Search」を基に、日本国内におけるWordPressのテーマ、プラグイン、レンタルサーバーの市場シェアを明らかにしました。この調査は国内初の試みとなっており、新たなデータが示されています。
WordPressの基本情報
WordPressは世界中で非常に高いシェアを誇るコンテンツ管理システム(CMS)であり、国内でもそのタイトルを獲得しています。具体的には、日本国内でのシェアはなんと80%以上!サイトやブログを構築する際には、土台となるサーバー、デザインを決めるテーマ、機能を追加するプラグインがいずれも必要不可欠です。
調査の背景
これまで、WordPressの市場に関するデータは海外のツールを用いて行われていたため、日本特有の市場動向は把握しづらい状況でした。そのため、マニュオンでは独自にWP-Searchを開発し、国内のWordPressユーザーや制作環境に関する情報を集約して調査を開始しました。
WordPressサーバーのシェア
調査結果によれば、レンタルサーバーの中で最も人気があるのは「エックスサーバー」でした。これは特にWordPressサイトやブログの運営に適したサービスとして多くの支持を受けています。
この結果は、国内のWordPressサイトの安定性やサポート体制の充実が影響していることが考えられます。
WordPressテーマのシェア
次に、WordPressテーマの市場シェアについても解析が行われました。その結果、最もシェアが高いテーマは「SWELL」という名のデザインテンプレートでした。このテーマは、シンプルかつ使いやすく、特に日本のブログやサイト制作において高い評価を得ています。
デザインの選択肢が豊富であることから、ユーザーが求めるビジュアル表現をしやすい仕組みが支持されているようです。
WordPressプラグインのシェア
サーバーとテーマに続き、プラグインの市場シェアも調査されました。この分析の結果、最も人気のあるプラグインは「Contact Form 7」でした。このプラグインは問い合わせフォームを簡単に作成できることから、多くのWordPressサイトで利用されています。
WP-Searchの特徴
WP-Searchは、URLを入力するだけでWordPressサイトを解析することができる便利なWebサービスです。以下の機能を備えています:
- - WordPressで作成されたサイトかどうかの解析
- - 使用されているテーマやプラグインの情報
- - サーバーについての情報も含むのが特徴です。
さらに、実装されたブックマークレット機能を利用すれば、1クリックでサイトを簡単に解析することができます。また、サイトの表示速度を測定できる機能もあり、UXの改善に役立ちます。
WP-Searchは、2021年10月に正式版がリリースされましたが、すでに3,000以上のサイトデータが蓄積されており、今後、さらなる市場動向の分析が可能となるでしょう。
まとめ
この調査結果は、WordPressを利用するユーザーにとって、どのサービスが人気なのか、どんな傾向があるのかを示す貴重な情報です。今後もWP-Searchを通じて、国内Marketのトレンドを把握し、より多くのユーザーがWordPressを利用しやすくなることが期待されます。