株式会社TENHOが日本リスキリングコンソーシアムのAI育成白書に協力し未来の人材育成に寄与

日本リスキリングコンソーシアムとAI人材育成白書

近年、AI技術の進化は目覚ましく、特に生成AIの普及が加速しています。株式会社TENHO（本社：東京都渋谷区、代表取締役：田村允）は、このたび「日本リスキリングコンソーシアム」と共同で発表した「AI人材育成白書」に寄稿し、AI人材の育成における現状と今後の方向性を示しました。

背景と目的

AIのスキルを持つ人材が求められる中、政府の政策としても教育やリスキリングへの投資が強調されています。2024年には、AIを活用できる人材の確保が経済成長にとって不可欠とされていますが、実際には日本企業のAI導入は遅れており、18か国中16位という低い数値にとどまっています。これに対し、TENHOは人材育成の重要性を認識し、新たな手法を提供するとしています。

AI人材の定義

「AI人材育成白書」では、単なる技術者ではなく、生成AIを活用して具体的な成果を上げる人材を「AI人材」と定義。この白書はリスキリングに関心を持つ全国の約6,000名を対象に実施された調査に基づいています。調査結果から、企業・組織に求めることや、AI人材育成に必要な3つの要素を明らかにしました。

AI人材育成サイクルの提案

企業がAI人材を育成するための原則として、「AI人材育成サイクル」を提示し、企業がどのような取り組みを行えばよいのかを具体的に示しています。このアプローチにより、AI技術を組織内で効果的に活用し、持続的な成長を促進することが期待されています。

日本リスキリングコンソーシアムの役割

日本リスキリングコンソーシアムは、国や地方自治体と民間企業が協力して、全国の人々のスキルを向上させる取り組みを進めています。250以上の団体が参加し、16万人以上の会員がスキルをアップデートする機会が創出されています。このコンソーシアムの取り組みは、特にデジタルリスキリングの分野で重要な役割を果たしています。