新しい舞台裏を迎えたスタートアップエコシステム協会
2022年からの活動を通じて、多くのスタートアップを支援してきた一般社団法人スタートアップエコシステム協会(SEAJ)は、2023年10月1日より第二期の新たな理事と監事を迎えました。この体制の変更により、スタートアップを取り巻く環境をさらに充実させ、経済発展への道筋を築くことを目指します。
新理事のご紹介
新たに就任した理事は、石田雄彦氏、小崎亜依子氏、高橋朗氏の3名です。
- - 石田雄彦氏は、株式会社ゼロワンブースターのゼネラルマネージャーとして活動しており、スタートアップの成長支援に力を入れています。元々はソニー・ミュージックエンタテインメントでスタートした石田氏は、様々な業界での経験を活かし、スタートアップに特化した事業開発や組織作りにおいて確かな実績を積んできました。
- - 小崎亜依子氏は、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)の出資事業部長として、特にESG投資に関する専門知識を持っています。日本におけるインパクトファーストな投資市場の実現を目的に、金融庁での政策策定支援やプロジェクトの推進に従事してきました。
- - 高橋朗氏は、マカイラ株式会社の代表取締役COOとして、企業再生や新規事業開発に専門性を発揮し、スタートアップと大企業とのマッチングを得意としています。これまでの経歴を通じて、スタートアップのビジネス戦略やブランディングに関する豊富な知識を提供しています。
新監事の就任
また、監事には雨宮美季氏が新たに就任しました。AZX総合法律事務所のパートナーとして、スタートアップを支援する活動を20年以上にわたり行ってきました。法律面でのアドバイスや資金調達支援に加え、経済産業省のスタートアップ新市場創出タスクフォースの構成員としてもその手腕を発揮しています。
一期からの変化
初代理事の朝倉祐介氏、唐澤俊輔氏、鈴木萌子氏は退任し、朝倉氏は顧問職に就任、名倉勝氏は副代表理事に就任しました。代表理事の藤本あゆみ氏は再任され、引き続き協会のプロジェクトを推進します。
協会の目標と展望
スタートアップエコシステム協会は、スタートアップを支援するための情報集約及び発信、支援者同士の連携を目指しています。また、行政機関への政策提言や育成機関の支援、さらに日本と海外のスタートアップ間の橋渡しを行い、日本のスタートアップエコシステムの国際化を推進していく方針です。
新しい体制となったスタートアップエコシステム協会は、その意欲的なビジョンの下、日本のスタートアップ環境をより健全なものへと成長させていくことでしょう。今後の取り組みに期待が高まります。