SmartReadが新機能を追加
2024-09-12 14:00:24

金融業界向けの次世代AI OCR「SmartRead」が口座振替依頼書に対応

コージェントラボが、次世代AI技術を活かしたAI OCR「SmartRead」に新たに「口座振替依頼書」の自動読み取り機能を追加しました。この新機能は、金融機関や口座振替を利用する企業に向けたもので、業務の効率化を促進することを狙いとしています。

開発背景


金融業界では、口座振替依頼書の取り扱いが多大な労力を要するという課題があります。この文書は、口座からの自動引き落としを行うために金融機関や企業に提出されますが、その書類の登録や処理には多くの手間がかかります。また、BPOサービスを提供する企業でも、データ化作業の効率化が求められています。

コージェントラボは、これまでも銀行の預金通帳や納税通知書といった非定型文書の高精度な識別を実現してきました。今回の新機能はその取り組みの一環であり、口座振替依頼書を事前設定なしで自動的に読み取ることができる点が特長です。

自動読み取り機能の特長


この自動読み取り機能は、次のような優れた特性を持っています。

1. 高精度な認識
口座振替依頼書のレイアウトや名称が異なっても、AIが各項目(支店、口座番号、口座名義など)を自動的に認識し、高精度で読み取ります。

2. 確認と修正の簡略化
読み取った項目の結果を瞬時に確認できる画面が用意されており、必要な修正も容易に行えるため、処理時間を大幅に短縮できます。

3. APIによるシステム連携
さらに、APIも提供されているため、SmartReadで得られたデータを他の処理システムとシームレスに連携させることが可能です。

対象業界


この新機能は特に、金融業界以外でも電力、ガス、水道、通信、BPOなど幅広い業界で活用が期待されています。

コージェントラボは、今後も業界全体のデジタルトランスフォーメーションをリードするため、「SmartRead」で読み取れる文書の種類を増やす方針です。また、企業独自の文書についても特化した読み取り機能を迅速に開発することが可能で、顧客からの問い合わせにも対応しています。

企業の概要


コージェントラボは、最先端のAI技術を駆使して生産性向上や労働不足といった社会課題に取り組んでいます。AIを用いたドキュメント処理のデジタル化を進めるプラットフォーム「Cogent DX」を構築しており、その中で次世代AI OCR「SmartRead」を提供しています。

本社は東京都港区に位置し、設立は2014年4月。CEOはエリック・秀幸・ホワイトウェイ氏が務めています。詳細については、コージェントラボの公式ウェブサイトを訪問してください。

お問い合わせ


新しい口座振替依頼書の自動読み取り機能やCogent Labsに関する問い合わせは、公式サイトのお問い合わせフォーム(こちら)から行うことができます。


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会社情報

会社名
株式会社 Cogent Labs
住所
東京都港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー 36F
電話番号

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