メットライフ生命が進める営業職員チャネルの高いコンプライアンス・リスク管理

メットライフ生命のコンプライアンスへの取り組み



メットライフ生命保険株式会社は、営業職員チャネルにおけるコンプライアンス・リスク管理態勢の高度化を目指し、その具体的な取り組み状況について報告しています。代表執行役のディルク・オステイン会長がこの取り組みを発表し、生命保険協会が2023年2月に公表した「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」に基づき、各社の新たな取り組み事例とともに更新される内容を踏まえ、メットライフの姿勢をお伝えします。

1. 重要な経営課題としてのコンプライアンス



メットライフ生命は、お客様に寄り添い、信頼されるサービスを提供するために、コンプライアンスを重要な経営課題と位置づけています。お客様中心主義を掲げ、安心して商品やサービスを受けられる環境を整えることに力を入れています。その一環として、以下の取り組みを実施しています。

コンプライアンス・リスク管理態勢の構築



メットライフ生命では、コンプライアンスの基本方針を定め、経営層の役割を明確にすることで、組織全体のコンプライアンス意識の浸透を図っています。また、全ての社員を対象にコンプライアンス研修を実施するほか、業務に活かせる手引書も整備しています。特に、営業職員の活動については、保険募集管理部門と連携した監視体制を構築しています。

2. リスク評価とコントロールの強化



営業職員チャネルのリスク評価においては、定期的なリスク分析を行い、具体的なコンプライアンス・プログラムを策定しています。これにより、各営業職員の活動状況を把握し、問題の兆候を早期に発見する体制を整えています。さらに、不適正行為の防止を目的として、金銭の預かり取り扱いや副業の規制も設け、徹底した管理を行っている点も強調されています。

モニタリングと不適正事象の把握



新型コロナウイルス感染症の影響で営業環境が変化する中、メットライフ生命はリスク管理態勢を見直し、AIを活用することでリスク検出メカニズムを高度化させています。また、複雑な保全手続きや解約手続きの動向を注意深く監視し、疑わしい取引については関連者間で情報を共有し、迅速に対応する体制を整えています。

3. 社内外のコミュニケーションの重要性



メットライフ生命では、社員と経営層との対話の場を設け、施策の意図や背景を理解させ、エンゲージメントの向上に努めています。また、内部通報制度の実効性強化に向け、通報者の保護にも取り組んでおり、社外窓口の設置などを通じて、信頼性の高い通報環境を構築しています。

監査による定期的な評価



監査部門は、営業職員チャネルの業務部門とコンプライアンス部門の取り組みが適切に実施されているかどうかを評価し、改善案を提示する役割を担っています。外部の知見を取り入れることでより効果的な監査活動を行い、リスク管理の向上を図っています。これにより、メットライフ生命は一層信頼される存在となっています。

まとめ



メットライフ生命は、長年の経験と蓄積されたノウハウを生かし、営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理の強化に取り組んでいます。自社の活動の透明性を高め、お客様に安心して選ばれる存在となるために、今後もさらなる努力を続けていくことでしょう。

会社情報

会社名
メットライフ生命保険株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町1番3号東京ガーデンテラス紀尾井町紀尾井タワー
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。