モバイル・インターネットキャピタル株式会社が新たに参画
日本のスタートアップ企業を応援する「投資家名鑑」に、モバイル・インターネットキャピタル株式会社(MIC)が新たに参画したことをお知らせします。この取り組みは、株式会社ベクトルの提供する動画型メディア『ベンチャーTV』の一部です。
資金調達の新しいプラットフォーム
『ベンチャーTV』は、日本全国で活躍するスタートアップ企業のピッチ動画を一堂に集めた国内最大級のプラットフォームです。現在、700社以上のスタートアップ情報を無料で閲覧できるこのメディアは、厳しい審査を通過した企業だけを掲載しています。
今回、MICがこの『投資家名鑑』に加わることにより、投資家とスタートアップ企業との出会いの場がさらに広がることが期待されています。ベクトルは、このプラットフォームを通じて、国内の大手企業とスタートアップの架け橋となり、イノベーションの創出を支援していく方針です。
MIC社の参画について
MICの代表取締役社長元木新氏は、「スタートアップシーンの盛り上げに貢献できることを嬉しく思います。設立以来、スタートアップ企業の成長を支援することを使命としており、多くの企業と良好な関係を築くことで共に成長できることを楽しみにしています」とコメントしています。
投資戦略と業界特化
1999年に設立されたMICは、主にITやデジタルテクノロジーに特化した投資を行い、特に AI、ロボティクス、半導体分野になるとその選定は厳選されています。今後はシード期企業にも焦点を当て、新たな投資ファンドの運営に伴い、より多くのスタートアップにリーチすることを目指しています。
現在、同社では5号ファンドを105億円規模で運用し、22件のIPO実績を持つなど国内投資家としての地位を確立しています。
投資家名簿の活用法
『投資家名鑑』では、VC、CVC、事業会社、エンジェル投資家のそれぞれが、投資対象領域やラウンド、チケットサイズ、所在地を基に企業を検索できます。また、エンジェル投資家に関する経歴や投資ポートフォリオも閲覧可能です。これにより、スタートアップ企業が資金調達のチャンスを拡大し、必要なパートナーを見つけるためのエコシステムが整ってきています。
メディア支援の重要性
さらに、ベンチャーTVでは、投資家とのマッチングだけでなく、企業のPR支援も行っています。アジアNo.1のPR会社であるベクトルは、スタートアップ専門チームを持ち、プレスリリースの作成からメディアリレーション、SNS運用など、広報活動を独自に支援しています。これにより、スタートアップ企業は投資だけでなく、成長のための総合的なサポートを受けることが可能になります。
全体として、ベンチャーTVの立ち上げの背景には、日本のスタートアップ企業への支援が求められる現状があり、今後ますます活況を呈することが期待されます。このような新たな取り組みを通じて、スタートアップ企業が市場で成果を上げられるようサポートしていくことが重要です。
未来を切り開くために
ベクトルは、政府が目指すスタートアップへの年間投資額の増加目標を受けて、2027年までに10兆円規模に達するよう、国内のスタートアップ企業への支援を続けていくための取り組みを進めていきます。スタートアップ社長が抱える困難に対し、支援するためのインフラやサービスを整え、事業に集中できる環境づくりをこれからも目指してまいります。