氷見食材ツアー始動
2025-02-28 11:01:27

氷見の海と食文化を世界へ伝える新たなツアーサービスが始動

氷見の海と食文化を世界へ伝える新たなツアーサービスが始動



富山県氷見市、創業から100年を超える歴史を有する有限会社松本魚問屋が、地域文化資本ラボを運営する合同会社quodと協力し、新たな取り組みを発表しました。それは、プロの料理人向けのツアー「氷見テロワールの旅 - 至高の食材を求めて -」という名のもと、氷見の豊かな食材を世界に発信するためのサービスです。初回のツアーが1月に開催され、多くの一流料理人たちに氷見の魅力が伝えられました。

ツアーの目的と内容



このツアーは、一流の料理人に氷見の新鮮な魚介類や地域の食文化、そして漁業の仕組みを学んでもらうことを目的としています。今回のツアーでは、世界的に名の知られたシェフたちが参加し、氷見の漁法や食材の背景を学ぶ貴重な機会となりました。

ツアー参加者は、初日に氷見漁港と新湊漁港で競りを見学し、その後、地元の寿司店で実際に新鮮な食材を味わいました。また、料理人たちは、仕入れた魚介を使って自ら料理をする体験を通じて、食材への理解を深め、氷見の魚が持つ素晴らしさを肌で感じることができました。

認められた食材とその魅力



氷見漁港は、「天然の生簀」として知られ、豊富な魚が水揚げされる漁港です。富山湾の約1,200mの水深は、寒流と暖流が混じり合い、約500種類もの多様な魚介類が育まれています。この地域の特産品である寒ブリは、一流シェフたちが驚く品質と鮮度を誇ります。

参加した料理人たちは、「400年続く漁法が今も守られていることが素晴らしい」「現地の鮮度で食べると、まるで別の食材のように感じた」という感想を寄せました。彼らは、氷見の漁業文化や食材の歴史を知ることで、より深い理解を得ることができたと感じています。

料理人による体験と成果



参加した料理人の一人、ダニエル・カルバート氏は、ニューヨークの名店「Per Se」にて最年少のスーシェフを務めた経歴を持ち、今最も注目されるシェフの一人です。彼は、氷見の食材について「この新鮮さと品質は衝撃的だ」と高く評価しました。

また、庄司夏子氏は、氷見の魅力を伝えるひとつの機会として、スイーツとその材料の新たな発見につながったと述べ、今後の活動への期待を寄せました。

今後の展望と計画



「氷見テロワールの旅」の初回ツアーが成功裏に終わったことで、今後定期的にプロ料理人向けのツアーを実施していくことが決定しました。参加者たちからは「次回も参加したい」という声が上がっており、氷見の食材が持つ価値をさらに広めていく新たなステップとなります。

このツアーは、氷見での食材の供給を通じて、地域経済の活性化にも寄与することを目指しています。さらに、松本魚問屋とquodは、氷見を魚のガストロノミーの聖地とするための新たなオーベルジュの構想をも進めています。

最後に



松本魚問屋は、氷見の魅力を次世代に残すため、鮮魚卸売業だけにとどまらないさまざまな事業に取り組んでいます。これからも氷見の食文化と食材を世界へ発信し、新たな可能性を追求していくことでしょう。興味のある方は、公式サイトで今後のツアー情報を確認してみてください。


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会社情報

会社名
有限会社松本魚問屋
住所
富山県氷見市地蔵町7-53
電話番号
0766-74-2300

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