NEC、3年連続で最高評価を受賞
NECは、このたび、一般社団法人日本IT団体連盟が実施した「サイバーインデックス企業調査2024」において、3年連続で最高位となる「二つ星」を獲得しました。この調査は日経500種平均構成銘柄の企業を対象に、サイバーセキュリティへの取り組みと情報開示の水準を総合的に評価するもので、NECはその中でも「特に優れた取り組み姿勢を持つ企業」の一社として認められました。
調査の背景と評価方法
サイバーインデックス企業調査は、企業の情報セキュリティを測る重要な指標として、グローバルな投資家からも高く評価されています。この調査では、以下のような評価項目が設けられています。
- - 有価証券報告書やコーポレートガバナンス報告書などの情報開示の質
- - 外部からの攻撃対象領域の診断ツール調査
- - セキュリティ対策に関するアンケート調査
NECはこれらの評価の結果、サイバーセキュリティにおける取り組みが国際水準に達しているとされ、引き続き業界のリーダーとしての地位を確立しました。
NECのセキュリティへの取り組み
NECは「Purpose(存在意義)」として掲げる『安全・安心・公平・効率』の社会価値創造の実現に向けて、国際基準に基づいたセキュリティポリシーを展開しています。これにより、経営層から一般社員にまで及ぶ「全員参加」のセキュリティカルチャーを形成し、サプライチェーン全体のリスク管理を強化しています。このような取り組みは、セキュリティ経営の重要性が高まる中、日本国内でも評価されています。
特に、NECは「日本セキュリティ大賞」「日本DX大賞」「IT賞」など、さまざまな賞を受賞し、その実績が評価される結果となっています。
今後の展望と社会貢献
NECは今後も「Value Creator」として、「クライアントゼロ」の哲学を持つ企業として、これまでの社内実践から得た知見を社会全体に還元していく考えです。また、AIなどの最先端技術を積極的に活用し、さらなるセキュリティ対策の強化と透明性の高い情報開示を推進することで、安全で信頼できるデジタル社会の実現に寄与していくことを目指しています。
このように、NECはサイバーセキュリティの領域での先駆者として、企業の社会的責任を果たすとともに、顧客や社会との信頼関係を構築する役割を果たしています。今後もその動向から目が離せません。