株式会社ホープが発表するベースアップと新卒初任給引き上げ
福岡県福岡市に本社を置く株式会社ホープは、2025年度のベースアップを実施することを決定しました。また、2026年4月に新卒として入社予定の社員についても、初任給の引き上げを行うことを発表しました。これらの施策は、過去数年間にわたって続く物価上昇に対応し、従業員の生活基盤を支えることを目的としています。
背景と理由
近年の物価高は、市民生活に大きな影響を与えており、2024年の消費者物価指数は前年比で2.7%超の上昇を示しています。特に2025年には前年同月比で4.0%の上昇が予測されており、多くの人々が生活費の増加に苦しんでいます。ホープはこの状況に鑑み、2023年4月にインフレ特別手当を支給し、さらに2025年度のベースアップや新卒初任給の引き上げを実施してきました。
今回のベースアップでは、正社員180名とパートタイマー24名を対象に、基本給の引き上げが行われます。正社員には月額2,000円、パートタイマーには時給10円の引き上げが予定されており、これにより2025年4月1日以降は正社員の給料が月額240,000円に達することが目指されます。
新卒初任給の引き上げ
特に注目すべきは、2026年4月入社予定の新卒社員の初任給が引き上げられる点です。これまで215,000円から始まり、2024年の段階で230,000円に上昇したのち、2025年には240,000円、そして2026年度には250,000円に引き上げられることが確定しています。今回の施策もインフレの影響を受けてのことで、採用競争力の向上を目指すものです。
企業の取り組み
ホープは、社会情勢や市場環境に即した適切な給与・手当の提供を継続的に行っていく方針を示しています。従業員が安心して業務に取り組める環境を整えることは、企業にとって重要な意味を持ちます。また、優秀な人材を確保するためにも、適切な処遇は不可欠です。ホープはこれからも成長や企業価値の向上に向けた施策を積極的に展開していくことでしょう。
会社の概要
株式会社ホープは、自治体向けの専門的なサービスを展開している企業です。広告事業をはじめ、ジチタイワークス事業や企業版ふるさと納税支援事業など、多岐にわたるサービスを提供しています。代表取締役社長兼CEOは時津孝康氏で、2024年3月31日時点での資本金は1,071万円となっています。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ホープ 人事部 / Email:
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【取材に関するお問い合わせ先】
株式会社ホープ広報・IR課担当: 豊田 (とよだ) / Email:
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