サンクゼール・ワイナリー新ブランドワイン『故郷を望むテンヘクタール』誕生
2004年に登場したサンクゼールの人気白ワインが、新たに生まれ変わります。長野県飯綱町に本社を置く株式会社サンクゼールは、2025年7月より自社製造のワイン「『故郷』を望むテンヘクタール」を全国の店舗や公式オンラインショップで発売します。この新しい白ワインは、従来の名称「シオン」を改め、ワインの特性を明確に伝えるための工夫が施されています。
名称変更の背景
「シオン」という名称は、過去に多くの方々から「ワインの特徴がわかりにくい」という意見を受け取っていました。これを受け、サンクゼールはワインの魅力をより多くの人に伝えるために名称を見直すことを決定しました。新たに採用された「『故郷』を望むテンヘクタール」は、ワインに興味がない方々にも手に取りやすい名前となるよう工夫されています。この名称には、ワインの背後にある土地の魅力や、使われているぶどう品種の特性も伝わるようにとの想いが込められています。
自社ぶどう畑の紹介
サンクゼールの自社ぶどう畑は約10ヘクタールの広さを誇り、千曲川ワインバレーの美しい丘陵地に位置しています。このエリアは、昼夜の寒暖差が大きく、粘土質の土壌がシャルドネの育成に理想的な環境を提供しています。特に、約60%を占める長野県飯綱町の「大入ヴィンヤード」で栽培されたシャルドネは、自社畑の美しい風景の中で育まれており、唱歌『故郷』の作詞家の生家にも近い場所にあります。
ワインの特徴
「『故郷』を望むテンヘクタール」は、すっきりとした酸味と軽やかな口当たりが特徴の白ワインです。オーク樽を使用せず、ぶどう本来のフレッシュな香りを維持しています。香りは白い花や青りんご、柑橘など、爽やかな印象を与えます。また、強い圧力をかけず優しく搾ったぶどうから生まれる澄んだ味わいは、低温でじっくりと発酵させることによって引き出されています。
商品詳細情報
この新しい白ワイン「『故郷』を望むテンヘクタール」は750mlの容量で、使用しているぶどう品種は100%シャルドネ。長野県飯綱町と長野市で収穫され、アルコール分は10%となっています。販売はサンクゼールの店舗や公式オンラインショップ、久世福商店の一部店舗で行われます。
サンクゼールの理念
サンクゼールは「Country Comfort」、すなわち「田舎の豊かさ・心地よさ」をテーマにしたメーカーズブランドです。信州の自然を活かしながら、ワイン、ジャム、パスタソースなどを製造・販売しています。「サンクゼールの丘」では、これらの商品を体験することができ、訪れる人々に信州の旬を感じてもらうことができます。
サンクゼール・ワイナリーの新しい白ワインとその背後にあるストーリーをぜひ味わってみてください。美しい長野の自然を感じる一本となることでしょう。