株式会社モニタラップが、2025年4月23日から25日まで東京ビッグサイトで開催された「JAPAN IT Week Spring」に出展し、注目を集める新しいネットワークセキュリティプラットフォーム「AIONCLOUD」を紹介しました。この展示会は、日本国内におけるIT業界の最新トレンドや技術が集まる場であり、多くの企業や関係者が集まります。
モニタラップは、B2BのSECaaS(Security as a Service)専門企業として、特にゼロトラストセキュリティに重点を置いています。このAIONCLOUDプラットフォームの設計は、従来型のセキュリティアプライアンスに代わる新しいアプローチを提供し、企業が直面するさまざまなセキュリティの脅威に対抗するための強力なツールとなっています。
AIONCLOUDの主な特徴は、以下の三つの機能で構成されています。まず、Website Protection(WP)はウェブ全般にわたるセキュリティ対策を提供します。次に、Secure Internet Access(SIA)は、ユーザーのインターネット利用を保護し、最適なセキュリティを確保します。最後に、Secure Remote Access(SRA)は、ゼロトラストの原則に基づく厳格なアクセス制御を実施します。
特に注目されたのは、展示会で行われたデモンストレーションです。この中で、SIA機能に含まれるRemote Browser Isolation(RBI)やWeb Application and API Protection(WAAP)のプロモーションが行われ、多くの来場者がその内容に強い興味を示しました。RBIはリモートサーバー上でのウェブブラウジングを実現し、ユーザーをWebのリスクから隔離するという先進的な技術です。また、ZTNA(Zero Trust Network Access)は、ユーザーやデバイスのアクセス権限を常に確認し、適切な制御を行うことで、セキュリティリスクを減少させます。
連日の展示を通じて、モニタラップは日本市場におけるゼロトラストセキュリティ技術への関心が非常に高いことを実感しました。モニタラップの担当者は「私たちは、RBIやZTNAなどのコア技術をさらに強化し、日本市場への展開を加速させていく所存です」と語り、今後の展望を示しました。
AIONCLOUDの導入は、導入の容易さとコストパフォーマンスの良さからも支持されており、今日の変化するサイバーセキュリティ環境において、企業にとって不可欠な基盤となります。この展示は、モニタラップが日本市場でどのように競争をリードし、企業のニーズに応えていくかの重要なステップとなるでしょう。さらに、先進的なセキュリティ技術の普及を通じて、国内外での業務展開も期待されています。
モニタラップの展示は、参加者に最新の知識と情報を提供し、企業のITセキュリティ戦略を強化する良い機会となりました。今後も、同社の取り組みには注目が集まるでしょう。