新宿マルイに登場！子どもたちが手がけたカヌレの新商品「カヌくぬくレ」

もと子どもたちの手で生まれた「カヌくぬくレ」

新宿マルイで、子どもたちが企画・開発・販売を手掛けたカヌレ「カヌくぬくレ」が販売されることになりました。このプロジェクトは、NPO法人らいおんはーとの子ども食堂「NUKUNUKU」の「キッズぬくもり食堂」が中心に進めてきたもので、2023年12月から1年以上かけて製菓会社のSHARE EATからの協力によって実現しました。

子どもたちのマーケティング調査から始まった

プロジェクトは、まずどんなお菓子が現在人気なのかを調査することから始まりました。子どもたちは、複数の市販のお菓子を食べ比べながら、それを分類するなど真剣に取り組みました。渋谷の百貨店へも足を運び、客層の年齢や流行の商品を観察しました。その結果、特に「見た目が特別で小分けされたお菓子」や「素材にこだわったもの」が人気であることが分かりました。

また、人気のあるお菓子としてはカヌレやワッフル、どら焼きなどの名前が挙がり、国際的な観光客には賞味期限が長いものが好まれる傾向が伺えました。

カヌレの選定理由

今回はカヌレを選んだ理由は、見た目が可愛く、持ち帰りやすいことが大きな要因でした。ゼリー派との意見もありましたが、最終的に人気が高く、手作りでもアレンジしやすいカヌレの方が好まれることが決定しました。子どもたちは、まずカヌレに目を向け、その魅力を引き出すことに力を入れることになりました。

試作と開発の連続

「カヌくぬくレ」の開発は、試行錯誤の連続でした。初めは専門のパティシエの指導のもと、マシュマロやジャムを入れたカヌレを作り、その出来栄えに組み込まれた子どもたちの想いが感じられました。次第に、彼らは材料を選んだり、焼き具合を調整するなど自発的な試作を続けることになります。

計4回の試作を経て、ついに「ココナッツファイン」と「プレーン」を組み合わせた新たなレシピが誕生しました。最終的に大阪の工場に製造も依頼し、子どもたちのアイディアと情熱が詰まったカヌレが形になっていきました。

メディアへの広報活動

また、子どもたちは「カヌくぬくレ」を広めるための広報活動も力を入れています。子どもたちの視点に立ったキャッチフレーズや撮影テクニックを考え、取材を受けようと奔走しました。この取り組みの中で、法律に関する知識や値段設定、商品陳列の工夫など、様々なビジネススキルを身につけることができました。

テスト販売の成功

2025年5月には、初めてのテスト販売が行われました。東京ビッグサイトでのイベントで、1時間で50個完売という素晴らしい成果に子どもたちは大喜びしました。お客様からは「美味しい！」という声をいただき、子どもたちの心が温かくなった瞬間となりました。

いよいよ新宿マルイでの販売

これから、8月中旬から新宿マルイ本館にて「カヌくぬくレ」が販売されます。カヌレは、「プレーン」が400円（税抜）、ココナッツが450円（税抜）という手頃な価格で提供されます。この商品が、多くの人に笑顔を届けることを願い、子どもたちはこれからも頑張っていくことを誓っています！

販売される場所やその他の詳細については、公式の窓口までお問い合わせください。流行の最前線で子どもたちの情熱が宿ったカヌレをぜひお楽しみください！