CIS新USBカメラ登場
2025-08-26 09:09:24
小型・高画質を実現!CISが新USB 3.2産業用カメラシリーズを発表!
CISが発表した新シリーズのUSB 3.2カメラ
2025年8月26日、株式会社シーアイエス(CIS)は新たなUSB 3.2対応の産業用カメラシリーズを発表しました。この新製品は、最大10Gbpsの伝送速度を実現し、多様な産業での使用を見据えた設計となっています。特に、省スペース設計にこだわり、29mm角のコンパクトな筐体を採用。これにより、狭いスペースでも容易に設置が可能です。
センサーと性能の詳細
新しいカメラは複数のモデルがあり、それぞれが異なるセンサーを搭載しています。たとえば、VCC-3U051モデルはソニーのIMX900センサーを使用しており、2064×1552の解像度で125fpsを実現しています。このモデルは、バーコードの読み取り等に強みを発揮する機能が搭載されています。
5M解像度を持つVCC-5U101モデルは、速度性能が最も優れており、最大187fpsでデータを転送できるGSYYのGMAX3405センサーを採用しています。このカメラは、高速映像処理が必要なマシンビジョン用途に最適です。
4Kと高解像度機種
また、4KモデルのVCC-8U051及びVCC-8U101は、ソニーのIMX778センサーを使用して3840×2160という解像度で動作します。特に、低消費電力設計が特長であり、ISP機能を内蔵。これにより、顕微鏡やライフサイエンスの分野において高精細なカラーフォトが必要とされるシーンでも高い性能を誇ります。
さらに、VCC-20U051MとVCC-20U101Mのモデルは、onsemiのAR2020センサーを使用した20M解像度モデルです。デジタルズーム機能が内蔵されており、コストパフォーマンスにも優れています。何より、監視用としての高解像度が求められる用途にも適応でき、多様な分野での利用を期待されます。
幅広い用途と今後の展望
これらのカメラは、バーコードリーダーや検査装置、ロボットビジョン、医療、さらには物流やサーベイランスなど、多岐にわたる分野での利用を想定しています。特に、業界が要求する高速性や柔軟性、省スペースに対応する能力が注目されています。
既に製品サンプルの完成を迎え、2025年9月より量産を開始する計画です。また、今後はお客様のフィードバックを反映し、更なるセンサーラインアップや20Gbps対応製品の開発も進めていく方針です。
製品情報ページ
詳細については、公式の製品ページもぜひご覧ください。これからの産業用画像処理における新たなスタンダードが誕生しました。
会社情報
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シーアイエス
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