500 Startups Japan設立
2015-09-08 12:08:09

500 Startups Japan設立、シード投資が日本の起業家を応援

500 Startupsが日本に本格参入 ─ 新たな投資の形を提唱



シリコンバレーに本拠を置く500 Startupsが、新たに「500 Startups Japan, L.P.」を設立し、日本のスタートアップ支援に本腰を入れることを発表しました。このファンドは、約36億円の資金規模を目指し、シードステージの起業家に対する支援を強化していく考えです。500 Startupsは、これまでに世界50ヵ国で1,200社以上に投資を行ってきた経験を武器に、日本でもそのノウハウを生かした活動を展開していきます。

日本とシリコンバレーの架け橋


500 Startups Japanの代表としてジェームズ・ライニーが就任し、さらなる日本人パートナーの登用も見込んでいます。彼は、これまでの経歴で東京とNYでの金融業界での経験を持ち、スタートアップのインキュベーションや資金調達にも深い知見を有しています。500 Startupsのミッション「Bring Japanese Startups Global」を掲げ、日本の起業家と海外の投資家やメンターとのネットワークを強化することを目指しています。

投資の背景と目標


近年、日本では独立系ベンチャーキャピタルやコーポレートベンチャーキャピタルが急増し、政府からのスタートアップ支援も強化されています。500 Startupsは、この環境の変化を受けて、日本における投資活動を本格化することを決定しました。これにより、日本のベンチャーエコシステムにさらなる刺激を与え、起業家たちが世界で活躍できる土台を築くことを目指します。

500 Startupsの特色


500 Startupsは、単なる資金提供に留まらず、シリコンバレー最前線の知識やスキルを日本に持ち込むことを重視しています。また、日本のスタートアップがシリコンバレーの舞台で認知され、成功するためのサポートも行う予定です。このためにも、多様なバックグラウンドを持つ投資家やメンターとの強力なネットワークを構築し、相互にビジネスチャンスを広げることに注力しています。

将来の展望


500 Startups Japanは、gengo、Peatix、Tokyo Otaku Mode、WHILL、ブレイカーなど、すでに実績を上げている日本のベンチャー企業とも方向性を合わせ、さらなる連携を進めていくことでしょう。将来にわたって、日本のスタートアップが国際的に成長し、成功を収める手助けをできることを期待しています。これからの活動に注目が集まります。

500 Startupsに関する詳細


500 Startupsは、2010年に設立され、シリコンバレーを拠点にして世界各国に投資を展開してきました。ユニコーン企業を数多く生み出すなど、その影響力は計り知れません。今回の日本展開により、日本の起業家たちの未来に新たな希望が生まれることを信じています。

会社情報

会社名
500 Startups Japan, L.P.
住所
444 Castro St Suite 1200 Mountain View, CA
電話番号

トピックス(経済)

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