保育業界の革命
2025-08-26 15:57:25

元気キッズグループが保育業界の働き方改革を推進!

働きやすさを求めて:元気キッズグループの取り組み



埼玉県志木市に拠点を持つ元気キッズグループが、保育・療育業界における働きやすさの革命を進めています。この取り組みは、2025年の秋から全10の児童発達支援事業所で実施され、職員の所定労働時間を8時間から7時間へと短縮し、フレックスタイム制を導入するものです。しかし、この改革の背後には、保育業界が抱える深刻な課題があるのです。

現状と課題



保育士や療育職員は、男女比で見ると約96%が女性です。そのため、家庭や子育てとの両立に苦しむ方が多く、長時間労働や人材不足が深刻な問題となっています。厚生労働省の調査によると、女性職員が中心の現場では特にこの問題が顕著に現れています。元気キッズグループの代表、中村敏也氏は、「職員が健康に働けることが、子どもたちへの支援の質を高める」との信念を掲げ、この改革を実施することに決めました。

新しい働き方の導入



新しい制度の主な内容は、まず所定労働時間を短縮することです。従来の8時間勤務から7時間に変更し、これにより職員が余裕を持てる時間を確保します。また、フレックスタイム制を導入することで、出退勤の時間にも柔軟性を持たせ、各自の家庭状況やライフスタイルに合わせた働き方が可能になります。これにより、職員はより自分のペースで業務に取り組むことができるようになります。

職員の反応



改革の実施にあたって、中村氏は職員たちの気持ちも大切にしています。家庭との両立に悩む職員や、体調を崩してしまった職員もいます。そのような職員たちが生き生きと働ける環境を整えることで、結果として保育や療育の質も向上すると信じています。中村氏は「職員の笑顔が子どもたちの笑顔につながる」と語り、今回の改革が多くの人々へ良い影響を与えることを期待しています。

今後の展望



新制度の導入後、元気キッズグループは運用状況をモニタリングし、職員からのアンケートを元にさらなる改善や拡充を検討する予定です。保育・療育業界において、この取り組みが「働きやすさモデル」として広がることを目指して情報発信も行う計画です。結果として、他の施設にも良い影響を与え、全体の業界が活性化することが期待されています。

元気キッズグループの理念



元気キッズグループは「どんなGENKIも受けとめる」というスローガンを掲げ、子どもたちの個性と可能性を最大限に引き出すことを目指しています。また、保護者が安心して子どもを預けられるよう、職員が誇りを持って働ける環境を提供することを使命としています。現在、埼玉県の志木市を中心に、認可保育園や小規模保育園、児童発達支援施設など、合計28の施設を運営し、約390名の職員が活動しています。

このような元気キッズグループの取り組みは、今後の保育・療育業界における働き方の新たなスタンダードとなる可能性があります。より多くの子どもたちや家庭に質の高い支援が届くことを心から願っています。


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株式会社SHUHARI
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